NURO光が提供エリア外だった場合の対処法
関東以外はNURO光のサービス提供エリア外でしたが、少しずつエリアも拡大してきており、九州などでも利用できるようになりました。
このことでNURO光の提供エリア外だと諦めていた人の多くは、NURO光が使えるようになると期待しているのではないでしょうか?
しかしエリア内に住んでいても、必ずしもNURO光が使えるとは限りません。
建物の仕組みや立地条件によっては、提供エリア外と判断されることがあるからです。
もしあなたがNURO光に魅力を感じて申込もうとするも、提供エリア外だったら非常に残念ですよね。
しかし提供エリア外だったとしても、既存のネット回線に工夫を加えることで通信速度を向上させることができます。
この記事では、NURO光の提供エリア外だった場合の対処法を紹介しています。
NURO光の導入を検討している場所が提供エリア外だったという人は、ぜひとも参考にしてください。
この記事の目次
1.NURO光の提供エリア
以前NURO光のサービスが提供されているエリアは関東だけに限られていて、関東以外の地域はエリア外という状況が続いていました。
しかし2018年1月下旬から東海と関西が提供エリアになることが発表されました。
現在は北海道、関東、東海、関西、九州の一部エリアで利用できるようになりました。
2.提供エリア内に住んでいても提供されるとは限らない
サービス提供エリア内に住んでいるからと言って、必ずしもNURO光が利用できるとは限りません。
以前のNURO光は、一軒家(戸建て住宅)や7階建て以下のマンションやアパートでしか提供されていませんでした。
現在では階数制限は撤廃されているものの、マンションの建物の構造によって契約できなかったという口コミがたまにSNSで見られます。
ここ最近になってめっちゃ遅くなったんですよね、、引越しシーズンの関係、時間帯など色々あるのですかね💦
本当はnuro光にしたかったのですが、マンションが外壁工事不可だったこと、電柱の位置的に侵襲的な工事が必須だったこと、の理由で契約できなかったんです 涙— ai◡̈⃝ (@ai_10m05_) March 14, 2020
このように建物の種類や立地条件によってNURO光の工事を諦めることになった人もいます。
3.提供エリア外の人の対処法とは
NURO光は最大2Gbpsの高速ネット回線ですが、提供エリアが拡大したと言っても建物の種類や地域によって加入できない人は多いです。
したがってNURO光の提供エリア外だった場合は、必然と他のネット回線を使うことになります。
ここからが重要な話になるのですが、NURO光の代わりに他のネット回線を使う場合、どうしたらいいのでしょうか?
3-1.既存の「ネット回線+α」で対処する
自宅がNURO光の提供エリア外だった場合、どのように努力してもお金を支払っても申し込むことはできません。
そのためNURO光の提供エリア外だった場合、既存のネット回線を利用するしかないのです。
既存のネット回線を使う場合いろいろな選択肢がありますが、
- auひかり
- ソフトバンク光
- ドコモ光
だいたい上記の3つのうちのどれかです。これら3つのネット回線に共通しているのは「スマホとのセット割があること」です。
auひかりは、auのスマホを持っているとauスマートバリューというセット割引が適用され、ソフトバンク光はおうち割で、ドコモ光はシェアパックといったセット割引を受けることができます。
NURO光の提供エリア外だったときに利用する既存のネット回線は、契約している携帯電話キャリアの光回線サービスを選ぶといいでしょう。
ただしこれらの既存のネット回線は料金が安くなると言っても、通信速度ではNURO光に負けてしまいますよね。
そこで、皆さんにお伝えしたいのが、工夫となる「+α」の部分です。
3-2.ネット速度を上げる方法
NURO光のサービス提供エリアであっても、NURO光についてあまり知らない人が利用すると、思うように通信速度が上昇しないことがあります。
あまり知られていませんが、NURO光から無料で提供されるルーター(ONUやホームゲートウェイとも言う)は、NURO光が持つ2Gbpsの最高速度に対応していないからです。
NURO光を使うときは、最低でもギガ対応しているルーターを用意しなければいけません。
▼赤枠で囲っているように「Giga(ギガ)」対応でないと速度は遅い▼
画像引用元:BUFFALO公式サイト
ネット回線は利用するルーターの性能による影響で、通信速度が大幅に変わります。
数年前から利用しているルーターを「まだ使えるから」という理由で使い続けると、通信速度の低下に繋がってしまうので注意が必要です。
3-3.ここまでのまとめ
住んでいる場所がNURO光の提供エリア外だった場合、既存のネット回線の利用に加えて、最新規格の無線LANルーターを使うことで通信速度が上昇します。
しかし自分で質の良い無線LANルーターを購入する場合は、本体代金が安くない上に種類や規格が専門的なので手が出しにくいかもしれません。
無線LANルーターの値段は様々ですが、光回線に必要な性能を持つ機器を購入する場合、安くても5,000円、高くて30,000円程度の値段がします。
ですが、性能の良い無線LANルーターを購入する費用は、既存のネット回線を申し込む方法を工夫することで安く抑えることができます(場合によっては無料で貰える)。
4.質の高いルーターは金額も高い。しかし無料で貰える方法がある。
性能の高い無線LANルーターを購入するには、ある程度の費用が必要になりますが、ネット回線を申し込む方法を工夫することで負担を軽くすることができます。
ここからはauひかりとソフトバンク光、そしてドコモ光のネット回線をお得に契約する方法を説明します。
ネット回線に申し込む場合、契約特典として現金や商品券のキャッシュバックや最新のWi-Fiルーターを用意している代理店があります。
契約特典が充実している代理店でネット回線を申し込むと、最新の無線LANルーターを用意する費用を大幅に抑えることができるでしょう。
4-1.auひかりを申し込むならNNコミュニケーションズ
auひかりを申し込む場合、最もベストな代理店はNNコミュニケーションズです。
NNコミュニケーションズからauひかりを申し込むと、最大52,000円のキャッシュバックを貰うことができるので、Wi-Fiルーターを購入する費用に充てることができます。
自分で選ぶのが難しいといった場合は、次のような特典もあります。
初めに紹介した特典より金額が下がってしまいますが、その分Wi-Fiルーターをプレゼントしてもらえます。
4-2.ソフトバンク光ならエヌズカンパニー
ソフトバンク光を申し込むなら、エヌズカンパニーがおすすめです。
エヌズカンパニーはNNコミュニケーションズと同様にキャッシュバックが貰えるうえに、無線LANルーターのプレゼントキャンペーンも実施しています。
エヌズカンパニーでもWi-Fiルーターは自分で探すという人は、現金キャッシュバックだけの特典を選ぶことができますよ。
4-3.ドコモ光はルーターを永年無料でレンタルできる
ドコモ光には、キャッシュバックや無線LANルーターを「プレゼント」してくれる代理店がありません。
ドコモ光から無線LANルーターをレンタルすることはできますが、350円の月額料金が発生してしまいます。
しかし契約するプロバイダをによっては、無線LANルーターを永年無料でレンタルすることができます。
ドコモ光のプロバイダである「GMOとくとくBB」は、最新の無線LANルーターを無料でレンタル提供しています。
GMOとくとくBBはドコモ光の通信速度が100Mbpsを下回った場合は、ポイントによる返金制度を適用してくれます。
さらに、GMOとくとくBBはホームページで通信速度の平均値を公表していますので、ご自分の住所での速度を把握することができます。
契約するプロバイダを賢く選べば、ドコモ光も無線LANルーターをお得に導入できるサービスになるでしょう。
5.【まとめ】NURO光の提供エリア外だからと言って悲観しなくていい
自宅がNURO光のサービス提供エリア外だった場合、既存のネット回線を使うしか方法はありませんが、そこまで悲観的になる必要はありません。
既存のネット回線でも、セット割引が適用できる事業者を契約すると、通信費を安くして利用することができます。
既存のネット回線の通信速度はNURO光と比べると負けてしまいますが、利用する無線LANルーターを最新のものにすることで、通信速度を大幅に向上することができます。
最新の無線LANルーターを購入するときは高額な費用が必要ですが、ネット回線を代理店で申し込むことで、費用の負担を大幅に減らすことができます。
NURO光のサービス提供エリア外だった場合は、このように既存のネット回線を活用して最大限速度が向上するように対処しましょう。