auひかりの解約手続きと違約金を分かりやすく解説!
- 「解約にはいくらかかるのか」
- 「解約にはどのような手続きが必要か」
- 「果たして本当に解約した方がいいのか」
解約する理由はどうであれ、解約することが決まったら手続きをしっかりおさえましょう。また、引越しなどで解約すべきかどうか分からない人は、auひかりを解約した後にビッグローブ光に申し込む方法もありますよ♪
この記事の目次
はじめに
auの携帯・スマホを使っている限り、auひかりが最もお得なインターネット回線だということは当サイトで繰り返しお伝えしてきました。ですので、できれば使い続けたいものですが、auひかりには提供できるエリアが限られているため、次の引越し先でもauひかりが使えるとは限りません。
そういった場合は、auセット割が適用できるビッグローブ光がオススメです。いま利用中のauひかりを解約して、新規でビッグローブ光に申し込むと、auセット割で月々の携帯料金が安くなるうえにキャッシュバック最大25,000円がもらえます。
それでは本編スタートです!
《解約は大変?解約時にかかる料金はこんなにある!》
申込む時はすんなり申込めるのに解約となると、想像以上に料金がかかるので解約をためらってしまうなんて人もいるかもしれませんね。
そのような人のために解約時に必要な料金についてまとめてみました。
【違約金】
違約金はホームタイプ・マンションタイプによって異なります。
それぞれについて見ていきましょう。
■ ホームタイプ
- ずっとギガ得プラン(3年単位の契約)
→更新月以外の解約で違約金15,000円かかります。
- ギガ得プラン(2年単位の契約)
→更新月以外の解約で違約金9,500円かかります。
フレッツ光の場合は、光回線とプロバイダで違約金が別々に請求されますが、auひかりの場合、プロバイダも含めた金額になっているので違約金の支払いは1回で済みます。
■ マンションタイプ
マンションタイプでは、違約金はかかりません。ただ、プロバイダに@TCOMもしくはDTIを選択している場合、六か月以内に解約すると違約金が発生します。金額は以下の通り。
初月に解約…月額料金6か月分
- 2か月目に解約…月額料金5か月分
- 3か月目に解約…月額料金4か月分
- 4か月目に解約…月額料金3か月分
- 5か月目に解約…月額料金2か月分
- 6か月目に解約…月額料金1か月分
しかし、半年以内に解約したり@TCOMやDTIを契約している人は少ないと思いますが、もし該当しているのあればチェックしておきましょう。
※なお、おうちトラブルサポートが付いている「お得プランA(2年契約)」を契約している場合は、更新月以外の解約で違約金が7,000円かかります。
【初期工事費】
初期工事費は「初期費用相当額割引」により実質無料となります。この「実質」というのがポイントなんですが、初期工事費は申し込んだ時点で完全に無料というわけではありません。
実は初期工事費は、ホームタイプなら625円×60ヵ月割引、マンションタイプなら1,250円×24ヵ月割引で毎月割引されていきます。その為、ホームタイプは工事費が無料になるのに60ヵ月、マンションタイプは工事費が無料になるのに24ヵ月かかります。※簡単に言うと、マンションタイプの場合だと「工事費は毎月1,250円かかるけど同じ金額を毎月割引するよ」ということです。
この月数以内に解約した場合、工事費の残りを一括で支払わなければいけません。
具体的には以下のようになります。
■ ホームタイプ
【初期工事費の計算式 625円×(60-auひかりを契約した月数)】
例えば、6ヵ月間auひかりを利用して解約した場合の工事費は、
625円×(60-6)=33,750円
工事費の残金は33,750円になるのでこの金額を一括で支払うことになります。
■ マンションタイプ
【初期工事費の計算式 1,250円×(24-auひかりを契約した月数)】
例えば、6ヵ月間auひかりを利用して解約した場合の工事費は、
1,250円×(24-6)=22,500円
工事費の残金は22,500円になるのでこの金額を一括で支払うことになります。
マンションタイプでは、違約金がかからないので「いつでも解約できるぜ!イエエエエエ~イ♪」なんて意気揚々と解約すると痛い目をみます。気をつけてください。
【利用料金(月の途中まで利用した場合)】
利用料金はホームタイプ・マンションタイプ共通です。
まず、月額料金は解約した日から日割り計算で料金が発生します。また、契約していたオプション類は日割り計算ではなく、月額料金がそのままかかります。この点を覚えておきましょう。
《解約の方法》
それでは、auひかりの解約方法についてご紹介します。名残惜しい人もスパっと離れたい人もしっかり確認しておきましょう。
1.プロバイダに連絡する
貴方が契約しているプロバイダに連絡して解約の旨を伝えます。
プロバイダの連絡方法は下記をご参考ください。
BIGLOBE
連絡先:0120-56-0962(無料)
平日:9:00~21:00 土休:10:00~18:00
so-net
連絡先:0120-80-7761(無料)/03-3513-6200(有料)
年中無休:9:00~18:00(1/1、2およびメンテナンス日を除く)
@nifty
連絡先:0120-32-2210(無料)/03-5860-7600(有料)
年中無休:10:00~19:00
au one net
連絡先:0077-777(無料)
年中無休:9:00~20:00
DTI
連絡先:0120-830-501(無料)/03-5749-8091(有料)
平日:10:00~17:00
ASAHIネット
連絡先:0120-577-108(無料)/03-6631-0856(有料)
平日のみ:10:00~17:00
@TCOM
連絡先:0120-805-633(無料)
平日:10:00~20:00 土休:10:00~18:00
2.機器類を返却する
解約すると、モデムやレンタル機器などを返却する為の返却キットが送られてきます。それに返却物を入れて郵送します。
3.撤去工事
お住まいによっては、撤去工事が必要となります。撤去工事が必要な場合は、KDDIから連絡が来て工事日を決めます。工事は立会いが必要です。
※撤去工事が必要ない場合もあります。
しかし、2018年3月1日以降に「auひかり ホーム」を契約した人は、解約時に必ず光ファイバー引込設備の撤去工事を行わなければいけなくなりました。工事は、立会いのもとKDDIが行います。
しかもこの撤去工事には、28,800円の費用が発生し、契約者が支払うことになります。撤去工事を拒否し、撤去できなかった場合は設備を残置することで発生する、維持運用費が請求されます。
※2018年2月28日までに「auひかり ホーム」を契約、集合住宅向けの「auひかり マンション」のユーザーは対象外となります。
《解約料金を最小限抑える方法》
解約時にかかる料金をできるだけ最小限に抑える方法をご紹介します。
1.更新月に解約する
違約金のかからないのは更新月だけです。長くauひかりを使っていると更新月を忘れがちです。更新月のタイミングをしっかり把握しておきましょう。
- ずっとギガ得プラン(3年単位のご契約)
ずっとギガ得プランは、3年ごとの更新なので更新月は37ヵ月目・38ヵ月目と73ヵ月目・74ヵ月目となります。この月に解約すると違約金はかかりません。
例えば、2016年8月に契約したら2019年8月・9月と2022年8月・9月が更新月です。
※2016年7月に更新月を迎えるお客様から更新月が2ヵ月へ拡大しました。それ以前のお客様は、37ヵ月目と73ヵ月目が更新月です。
- ギガ得プラン(2年単位のご契約)
ギガ得プランは、2年ごとの更新なので更新月は25ヵ月目・26ヵ月目と49ヵ月目・50ヵ月目となります。この月に解約すると違約金はかかりません。
例えば、2016年8月に契約したら2018年8月・9月と2020年8月・9月が更新月です。
※2016年7月に更新月を迎えるお客様から更新月が2ヵ月へ拡大しました。それ以前のお客様は、25ヵ月目と49ヵ月目が更新月です。
ただし、ギガ得プランの場合、25ヵ月目・26ヵ月目で解約すると違約金は0円ですが工事費はまだ残っているので残金を支払う必要があります。その点に注意してください。
2.引越してもauひかりを使う
急に引越しをしなくてはならなくなった。でも、違約金は支払いたくない。そんな時に違約金を支払わない裏ワザです。その場合、解約ではなく、「移転手続き」をして引き続きauひかりを使いましょう。移転手続きの際に、工事代の残金を一括でお支払いすることになりますが、引き続き月額料金から割引をして工事費を相殺します。
ただし、引越し前のプロバイダを引越し先で変更した場合は、違約金がかかるので要注意です。
3.高額キャッシュバックのインターネットに申込む
高額キャッシュバックを提供するauひかり以外の代理店に申し込んで違約金以上の金額を手に入れる方法です。
代理店によっては「乗りかえキャンペーン」の実施で違約金を負担してくれることもあります。
ただし、高額キャッシュバックの場合、有料オプションを大量に加入させられることもあるので注意してください。
以上、auひかりの解約の内容について説明させて頂きました。
違約金を支払わずに安全に解約する方法は、工事費の割引が終了した後の更新月で解約するのが1番ですが、実際になかなかスムーズにいきません。ですので、更新月を把握するついでに当記事を参考にして頂ければと思います。