ドコモの5Gスマホはいつから使える?料金プランは高い?無制限で使える?
5Gは高速通信で8Kや360度映像など大容量のデータも瞬時にやりとりでき、リアルタイム性といって離れた場所とのコミュニケーションを取るのに遅延がほぼありません。
特にリアルタイム性は、医療や危険な作業を行う現場などで遠隔操作をするのに役立つため、様々な分野から注目されています。
ドコモでも3月から5Gサービスが始まり、5G対応スマホ、料金プランなどが発表されています。
通信ができる場所は限られていますが、この記事ではどこで5Gを利用できるのか、そして5Gに対応しているスマホやその価格も紹介していきます。
料金プランについても詳しく説明していきますよ!
この記事の目次
ドコモの5Gはいつから?エリアは限定的
ドコモでの5Gサービスは3月25日に開始しました。
エリアは限定されていて、東京オリンピック関連の施設、ドコモショップなどを含めた150カ所から利用が始まりました。
地方で分けると以下のようになります。
北海道・東北地方
- 北海道
- 宮城県
- 福島県
関東地方
- 茨城県
- 東京都
- 神奈川県
中部地方
- 静岡県
- 愛知県
- 三重県
関西地方
- 大阪府
- 兵庫県
中部地方
- 広島県
九州地方
- 福岡県
- 大分県
通信可能な施設やドコモショップ、スポットの詳しい一覧はこちら。
利用できるエリアは順次拡大していき、2022年3月末には全国2万局の基地局を整備する計画になっています。全国2万局になれば4Gのように大体の場所で通信ができるようになるでしょう。
エリア外では4Gに接続されるので、対応エリア内にいなくても使う事ができます。
5G対応スマホは6機種でAndroid端末のみ
ドコモで5Gの通信ができるスマホは6機種あり、データ通信専用のWi-Fiルーターも1機種発表されました。対応しているのはAndroid端末のみで、iPhoneは対応していません。
ここでは発売中のスマホと4月発売予定のスマホを紹介していきます。価格はドコモのオンラインショップを参考。
発売中の5G対応機種
発売中の5G対応スマホは2機種あります。
Galaxy 5G SC-51A(サムスン)
最大30倍の「スペースズーム」を搭載。約6,400万画素なのでズーム撮影も粗くならず綺麗に写ります。画面占有率が高く、93.4%がディスプレイ。
価格は102,960円。
AQUOS R5G SH-51A(シャープ)
10億色の表現力を持ち、従来のアクオスより2倍以上も明るくなったPro IGZOディスプレイ。直射日光の下でもはっきり画面が見えるよう、シーンに合わせて高度を最適化します。
価格は111,672円。
4月下旬発売予定の機種
4月中に発売予定のスマホも2機種です。
Xperia 1 II SO-51A(ソニー)
ソニーのデジタル一眼カメラでも採用されている瞳AFに対応。動き回る被写体の表情もしっかり撮影できます。
価格は123,552円。
LG V60 ThinQ 5G L-51A(LG)
ディスプレイ内蔵のケースが同梱されており、2画面で利用ができます。同時に使いたいアプリを、それぞれの画面に立ち上げるマルチアプリ機能を搭載。ケースから取り外せば普通の1画面のスマホとして使えます。
価格は118,008円。
5月下旬以降にGalaxy S20+ 5G SC-52A(サムスン)、6月下旬以降にarrows 5G F-51A(富士通)のスマホが発売予定です。Galaxy S20+は東京2020オリンピックモデルもありますよ。
データ通信専用のWi-FiルーターWi-Fi STATION SH-52A(シャープ)もあり、発売は5月下旬を予定しています。5Gで通信するには、5G対応スマホでないと4Gで接続されてしまいます。
5Gの料金プランは2つ|4Gより500円高い
料金プランはデータ無制限の「5G ギガホ」、1~7GBの間で利用した分だけ支払う「5G ギガライト」があります。
基本料金は、4Gの現行プラン「ギガホ」7,150円から500円高い7,650円となっています。
家族でスマホを2回線以上使ってたり、ドコモ光を契約しているなど、割引になる対象プランに入っていれば4,480円から利用できます。
5G ギガホ
月額料金:7,650円(割引を適用しない場合)
データ量:100GBまで
現在「データ量無制限キャンペーン」をしており制限がありませんが、これは正式なプランではありません。ドコモは「無制限は当面の間」と発表しています。
ただ標準プランに戻っても100GBまで利用可能なので、実質無制限と考えていいでしょう。ちなみに100GBを超過すると3Mbpsの速度制限がかかります。
料金については下記のような条件で割引されます。
dカード払い
毎月の利用料をdカードで支払うと、170円を割引き。
みんなドコモ割
ファミリー割引グループ内なら2回線で500円、3回線で1,000円の割引き。
ドコモ光セット割
ファミリー割引のグループ内で「ドコモ光」を契約している回線があったら、永年最大1,000円の割引き。
5Gギガホ割
5Gギガホに加入すると、最大で6カ月間1,000円を毎月割引き。
以上の条件が当てはまると、最大6カ月間は4,480円で利用することも可能です。
5G ギガライト
月額料金:3,150円~
毎月1~7GBまで利用でき、使った分だけを支払うプランです。7GBを超過すると、送受信最大128kbpsに制限されます。
5Gギガライトの料金について
~1GB 3,150円
~3GB 4,150円
~5GB 5,150円
~7GB 6,150円
毎月どれくらいの通信をしたかで料金が変わります。
また、ギガライトも家族でドコモを利用しているなど下記の条件で割引きされていきます。
dカード払い
毎月の利用料をdカードで支払うと170円を割引き。
みんなドコモ割
ファミリー割引グループ内なら2回線で500円、3回線で1,000円の割引き。
ドコモ光セット割
ファミリー割引のグループ内で「ドコモ光」を契約している回線があったら、永年最大1,000円の割引き。
1GBまでの利用だと割引きされません。
以上の割引きが適用されれば、1,980円から利用することができます。
まとめ
高速で大容量のデータを送受信できる5G通信、ドコモでは3月25日から一部のエリアでサービスが始まりました。その場所は東京オリンピック関連の施設や、全国のドコモショップなどを含めて150カ所です。
その他のポイントは以下の3つになります。
- 5G対応スマホはAndroid端末だけ
- スマホの価格は10万~12万円台
- 割引きの対象プランに入っていれば4,480円から使える
今回iPhone端末は発表されませんでした。iPhoneは秋ごろに新作が発表されるかもしれないので、5Gに対応するのか注目ですね。
5G ギガホではデータ量100GBまで使えて基本料金7,650円です。4Gのギガホに比べると500円高くなっていますね。
しかし料金が上がった分、高速通信・大容量・低遅延で使えるというメリットもあります。今までより快適に使える点を考慮すると、さっそく使いたくなるほど魅力があります。
終了日は未定ですが当面の間はデータ無制限で使えるので、今が5Gをたっぷり堪能できる絶好の機会でしょう。