ドコモ光のプロバイダは本当に「ぷらら」でいいのか?(→大手だが特にオススメはできない)
正式名称の「株式会社NTTぷらら」という社名から分かるように「ぷらら」はNTT関係の会社です。
つまり、ドコモ光もNTT系なので、「相性は抜群なのではないか?」とか「ドコモ光のプロバイダはぷららで決定では?」とか、色々と勘ぐってしまいます。
しかし、本当にぷららでいいのでしょうか?
もう、この時点で実はぷららはオススメではないということがバレてそうですが、そのオススメではない理由をこの記事では紹介していきます。
この記事の目次
「ぷらら」をドコモ光のプロバイダに選択するのはアリ?ナシ?
個人向けのプロバイダーとして実績のある「ぷらら」ですがドコモ光で利用するプロバイダとしてはオススメではありません。
と言うよりも、もう少し噛み砕いて説明すると「良い会社であるけど、申込むメリットが少ない」ということです。
実績や社会的な信頼がある企業ではあるが…
NTT系列という信頼性やいち早く4K対応にも対応している映像サービスのひかりTVを展開する「ぷらら」ですが、ドコモ光のプロバイダとしてはあえて選ぶ必要は薄いです。
その理由は「キャンペーンが平凡」「速度が遅い」
ドコモ光で利用できるプロバイダーは26社ですが、その中ではキャンペーンの内容が見劣りします。
ぷららのキャンペーン内容は、
- 15,000円のキャッシュバック
- ドコモポイント10,000ポイントプレゼント
- 工事料無料のキャンペーン
- セキュリティソフト1年間無料
- 無線ルーター無料レンタル
ドコモ光で利用できる他のプロバイダとほぼ同じ内容です。
つまり、ぷららでなくても同等のキャンペーンが受けられます。
「ぷらら」は速度が遅いと一部の利用者から評判が良くない
ぷららの評判や速度についてはどうなのでしょうか?
インターネット回線プロバイダーとしては速度が遅くては困ります。
また、ドコモ光のぷららという申込パターンとぷらら光の違いや申込サイトなども間違えやすいものです。
いろんな口コミをご紹介します。
①速度が遅い、通信ができない
ドコモ光で、ぷらら利用
昨日から通信がほぼできず
ひかり電話も契約中だから電話も使えなくなる
ルーターはドコモから借りているゲートウェイ。
電源オンオフなどしても、通信ランプが不安定
夏休みだから?光が入りにくい地域ではあるけど、さすがに、ひどい#ドコモ光#ぷらら— puel (@puellove2383) 2018年8月18日
ネットの速度が遅い場合いろんな原因が考えられます。
利用している地域でプロバイダのバックボーン(提供容量)が低くサービスレベルが低下している場合や、
インターネット回線を利用している人が多い時間帯は回線自体の混み合いとしてスピードの解消は難しいです。
これは集合住宅にお住まいの方でも戸建てにお住まいの方でも同じ条件です。
ただ、集合住宅タイプの方が回線速度が遅くなる傾向があります。
問い合わせ先は、最初にドコモ光へ連絡して機器等トラブルが無ければ、ぷららへ連絡するとなります。
そして通信ランプが不安定で電話も利用できないならばプロバイダではなく、ドコモ光へ連絡をしてくださいね。ルーターの故障が考えられます。
②「ドコモ光のぷらら」と「ぷらら光」を間違えやすい
ドコモ光(forぷらら)とぷらら光、どっちがいいのかと見ててパッと見ドコモ光の方が割引で安く見えるけど、割引って1年だけなのな。結論、数年でみたらぷらら光の方が良さげ。
— 折笠さん (@little_enon) 2018年9月25日
分かっている人からすると意外ですが、実際にこのパターンは多いです。
- ドコモ光+ぷらら
- ぷらら光
この二つはプロバイダが同じというだけで、ぷららでも全く違うサービスです。
ドコモ光から申込をしてプロバイダをぷららにするというのが今回ご紹介しているサービスです。
あくまで契約会社はスマートフォンや携帯を提供しているドコモ光です。
ぷらら光はプロバイダ業者であるぷららが回線もプロバイダもすべてワンセット契約をするという光コラボレーションのぷらら光であり、契約会社はぷらら光(NTTぷらら)となります。
もちろん、ドコモで契約しているスマートフォンや携帯料金の割引きなどはありません。
メリットとしては、ぷらら光契約の方では速度低下や機器故障トラブルもすべてぷららへ連絡するだけで対応してもらえます。
③申込む場所を間違える
ぷらら(ドコモ光)に申込む際に大切なのが「申込む場所」です。ネットから申込むのであれば、「ぷらら公式サイト」「ぷらら代理店サイト」がありますし、「ヤマダ電機」「ドコモショップ」などでも申込むことが可能です。
しかし、ドコモ光はその「申込む場所」によってキャンペーン内容が異なります。一般的には「家電量販店」
や「携帯ショップ」はキャンペーンの内容があまり良くありません(人件費や店舗費用などの支出が多いため)。
ドコモ光においては「ぷらら公式サイト」が一番お得です。auひかりやソフトバンク光では、代理店で申込むのがお得ですが、ドコモ光は代理店での販売を制限しているので、特に良い条件を提示している代理店は少ないです。
※もし代理店での契約を検討しているのであれば「キャンペーンの適用条件」をしっかり確認するようにしましょう。
④ぷらら利用者の評判は良い
キャンペーン内容に注目すべき点が無いとはいえ、NTT系列という信頼性と動画サービスなど利用する方にとっては評判が良く、顧客満足度についても実績があります。
このような表彰を受けることが出来る信頼性の高いプロバイダと言えるでしょう。
ぷららのキャッシュバック15,000円の受け取り方法
ぷらら公式サイトより申込されたお客様限定にて以下のキャッシュバックプレゼントがあります。
・このぷらら公式サイトより申込をされた方限定
↓
・ぷららから確認電話を受け申込の確認をする。
↓
・申込月から3ヶ月後の月末までに開通したお客様
↓
利用開始月から4ヶ月目の月末まで利用を続けているお客様に対してぷららより振込口座確認メールが来ます。
このメールはぷららのWebメールから送信されます。
↓
振込口座確認メール到着の翌月末までに回答してメールを返信する。
↓
振込完了となります。
申込から最大で3ヶ月で開通してから4ヶ月以上同じプランのままで契約を継続をしていると、ぷららから振込口座の案内メールがぷららのWebメールできます。
到着後翌月の月末までに返信しないとキャッシュバックはもらえません。
【ぷららのキャンペーンでのデメリット】
- 申込から半年余り先に案内メールが来るので待つ期間が長いこと
- ぷららWebメールをチェックしておかないとチャンスを逃してしまうことです。
ほとんどの方はGmailなどを利用して、プロバイダーメールを利用する方少ないですよね。
また期間が本当に長く、忘れた頃にやってくるという感じなのでぷららからのメールには気を付けてチェックする必要があります。
速度を重視したいなら「GMOとくとくBB」がオススメ
ドコモ光のプロバイダは20種類以上もありますが、結局のところ、GMOとくとくBBを選ぶ人が多いです。
その人気の理由は「キャンペーン」と「速度」です。もちろん、GMOというインターネット大手が運営するプロバイダですので、サポート体制や通信の品質はもちろん保証されていますが、やはりキャンペーンが充実しているのはお客さん的には申込みやすいですよね。
また、速度に関しては公式サイトで日本全国の平均速度を公表していますし、もし、平均速度を下回ったら返金する制度もあります。「遅いネットはイヤだ」「ドコモ光を快適に利用したい」というのであれば、GMOとくとくBBが安心でしょう。
【GMOとくとくBBの主なキャンペーン内容】
- 工事費18,000円無料
- 最大20,000円現金キャッシュバック
- 最大2,000円dポイントでキャッシュバック
- Wi-Fiルーターのレンタル料が永年無料
ドコモ光のプロバイダって他にどんなのがある?
スマートフォンや携帯料金とワンセット契約できるドコモ光ですが、2018年6月現在で500万回線を突破しました。
光コラボレーションで最大の加入者数となりましたが、このドコモ光で利用できるプロバイダは25社あります。
この25社の中には、ドコモ光と同じ系列であるNTT関係のプロバイダがありますし、So-netや楽天ブロードバンドといった独立したプロバイダもあります。
ちなみに、ドコモ光と同じNTT系のプロバイダーは下記の4つです。
- ドコモnet
- wakwak
- OCN
- ぷらら
ドコモnet・・・・ドコモ光のオリジナルのプロバイダ。
他のネット回線で利用されることはなく、ドコモ光のために存在しています。
特にキャンペーン等のお得な要素はありませんが、ドコモ光の公式という位置づけのため申込む人は少なくありません。
OCN・・・・・・個人契約もできますが、法人向けがメインのプロバイダ。
国内では法人契約数がもっとも多く、会員数も国内最大のプロバイダーです。
wakwak・・・NTT-MEというNTTの保守部門が運営しているプロバイダ。
個人でも法人でも契約可能です。
個人事業主系や集合住宅向けの一括プランのプロバイダでもあります。
ドコモ光だけでなく、NTTフレッツ光にも利用できるプロバイダはぷららとOCN・wakwakの3社のみです。
この3社は個人契約・法人契約どちらも可能ですが、OCNとwakwakは法人をメインして発足しました。
ぷららは個人向けのプロバイダとしてひかりTVやひかりショッピングモール・ひかりbooksなど個人向けのコンテンツも提供しています。
個人向けコンテンツを提供しているのはNTT系列ではこの、ぷららだけとなります。
ドコモ光のプロバイダの「ぷらら」について
①会社概要
株式会社NTTぷらら
設立年月日 1995年12月18日
事業内容: 電気通信事業・映像サービス・インターネット接続サービス・IP電話サービス
②主な商材
- インターネットプロバイダー事業
- 光コラボレーション事業
- ひかりTVなど映像サービス
③NTT系列のプロバイダとしてどんな会社?
NTTぷららはNTT系プロバイダーの中では個人向けプロバイダーとして発足しましたが現在では、法人向けサービスも提供しています。
メインはインターネット回線プロバイダー事業と映像サービスのひかりTVサービスの提供であり、このひかりTVではショッピングモールも運営しています。
まとめ
加入者500万人を突破したドコモ光の個人向けプロバイダ「ぷらら」について説明してきました。
「ぷらら」の認知度から申込む人は少なくありませんが、利用者の口コミ・評判では「速度が遅い」という意見が多く見られました。
したがって、速度を重視したい人はGMOとくとくBB等のプロバイダを選ぶことをオススメします。