Y!mobile(ワイモバイル)とは?ポケットWi-Fiや格安SIMの速度や料金を解説します!ワンキュッパ割&キャンペーン実施中
Y!mobile(ワイモバイル)は格安SIMやポケットWi-Fiといったサービスを展開していますが、テレビCMで広告しているほど魅力的ではありません。
このページではY!mobile(ワイモバイル)のポケットWi-Fiの料金体系や速度などのほか、利用者の評判を掲載しています。参考にどうぞ。
この記事の目次
Y!mobile(ワイモバイル)のポケットWi-Fiとは
ポケットWi-Fiを契約するにあたってどれを契約するかは悩みどころですが、大きく分けるとWiMAXかY!mobile(ワイモバイル)のポケットWi-Fiを契約するのが一般的です。
それぞれにプロバイダがあり、どのプロバイダを選ぶかで特典が変わります。この記事では、Y!mobile(ワイモバイル)のポケットWi-Fiの速度や評判について解説していきたいと思います。
Y!mobileの提供会社・概要など
Y!mobile(ワイモバイル)は、イーモバイルやウィルコムといった会社が合体してできたブランドでした。現在はソフトバンクが手がける格安SIMブランドとして存在しています。
ポケットWi-Fiを古くから手がけてきたイーモバイルの流れを汲んでいるのがY!mobile(ワイモバイル)です。ポケットWi-Fiの本家であり、信頼度は高いでしょう。
Y!mobileの評判はどうなの?
まずは、Y!mobile(ワイモバイル)のポケットWi-Fiの評判からチェックしていきましょう。色々な評判をまとめています。
■速度制限の内容を急に変えたことが問題になった
Y!mobile(ワイモバイル)のポケットWi-FiはポケットWi-Fiの本家なわけですが、初めは速度制限がなかったポケットWi-Fiを突然制限ありに規約変更したことが大問題に発展した過去があります。
そのため、当時を知る人からの評判は最悪ですね。今は速度制限があることを知った状態で契約するので問題ないですが、もともとなかった制限が突然追加された過去がある関係上、もしかしたらまた制限が改悪されるかもしれないという不安はあります。
■3年契約なのが不評
Y!mobile(ワイモバイル)のポケットWi-Fiは、3年契約です。これも不評なポイントですね。
WiMAXなら2年契約ですが、Y!mobile(ワイモバイル)のポケットWi-Fiは3年契約です。1年間長く契約しなければいけないのは難点ですね。
■料金も特に安くない
月額料金もWiMAXと同額で特にメリットはありません。
WiMAXのプロバイダならもっと安く契約できる場合もあるので、ここもいまいちと言われてしまいがちですね。
■エリアが狭いと言われることも不評
エリアがWiMAXより狭いと不満を漏らしているユーザーもいます。WiMAXで使える場所でも、ポケットWi-Fiではアンテナが立たないという意見です。
エリアを事前に確認し、問題ないことを確認してから契約するのが大事ですね。ただしこういった製品は、エリア内でも場所(地下など)によっては通信がうまくできないこともあります。
Y!mobileの料金に関して|月額・初期費用・違約金
続いて、Y!mobile(ワイモバイル)のポケットWi-Fiの料金について解説します。
■初期費用は3000円かかる
Y!mobile(ワイモバイル)でも、ポケットWi-Fiの契約には3000円の契約事務手数料がかかります。
かからない方が珍しい初期費用。この点については特に問題ないでしょう。ほぼ全てのポケットWi-Fiが同じ金額の初期費用を請求するので、特に高くも安くもないですね。
■月額料金はアドバンスオプションの適用で4380円が一般的
Y!mobile(ワイモバイル)のポケットWi-Fiは、選ぶルーターによって月額料金や通信量が変わります。
WiMAXにおけるギガ放題と同じく、通信量に上限がないアドバンスオプションを適用したY!mobile(ワイモバイル)のポケットWi-Fiは、月額4380円です。
この金額はWiMAXのギガ放題と全く同じです。そのため高いとも安いとも言い難いですね。
■解約違約金はプランによって変わる
Y!mobile(ワイモバイル)のポケットWi-Fiの解約金は、選択されるプランによって変わります。
ただの「さんねん」プランなら9500円ですが、契約によっては4万円前後から毎月減額されていくしくみになっていることもあります。
契約時に、しっかりと解約金の制度については確認しておきましょう。
Y!mobileの速度(最大速度や繋がりやすさ)
続いてY!mobile(ワイモバイル)のポケットWi-Fiの、通信速度について解説します。
■通信速度はWiMAXほどは速くないと言われがち
通信速度は、WiMAXほどではないと言われることが多いです。WiMAXは下り50Mbps以上出ることもありますが、ポケットWi-Fiは20〜30Mbps程度が一般的ですね。
ただし環境によって速度は大きく変わります。実際に契約してみなければわからないので、注意しましょう。
■速度制限後は5Mbps程度にまで下がる
Y!mobile(ワイモバイル)のポケットWi-Fiは、直近3日間で3GB以上通信すると速度制限がかかる仕様です。
速度制限後は、通信速度が下り5Mbps前後にまで下がります。
速度制限にかかっても大容量のデータをダウンロードするなどしなければ問題ないですが、できれば速度制限にはかかりたくないですね。
Y!mobileで現在行われているキャンペーン
最後に、Y!mobile(ワイモバイル)のポケットWi-Fiで展開されているキャンペーンを解説しましょう。
しかし実は、それほどお得なキャンペーンは行われていません。「Pocket Wi-Fi学割」の契約で25歳以下はアドバンスオプションが37ヶ月間無料になりますが、そのくらいです。
充実したキャンペーンを利用したいなら、WiMAXの方が良いでしょう。
ポケットWi-Fiまとめ
Y!mobile(ワイモバイル)のポケットWi-Fiは、評判がそれほど良くないのが現状ですね。
WiMAXが直近3日間で10GB以上通信すると速度制限がかかる仕様に変更された一方で、Y!mobile(ワイモバイル)はまだ3GBのままです。
今後の仕様変更や、魅力的なキャンペーンの登場に期待したいですが、現状ではUQ WiMAXが最も有力です。
Y!mobile(ワイモバイル)の格安SIMとは?
Y!mobile(ワイモバイル)は、ソフトバンクが手がけている格安SIMブランドです。格安SIMの中でも特殊な、自社で回線を持っている「MNO」なのがY!mobile(ワイモバイル)です。
ただ、気をつけたいのは、ソフトバンクのスマホをそのままY!mobile(ワイモバイル)で使うことはできないことです。
SIMロックが別の仕様でかかっているため、SIMロックを解除しなければソフトバンク端末は使いまわせません。
格安SIM利用者から聞く評判は?
まずは、利用者から聞く評判について解説していきます。
実際に筆者もY!mobile(ワイモバイル)の格安SIMを契約しているので、評判と実際の使用感について差があるのかも検証していきますよ。
通信速度は速いと評判。実際確かに速い
Y!mobile(ワイモバイル)は、通信速度が速いと評判です。他社の格安SIMのほとんどは昼や夕方〜夜にかけて速度が下がると言われていますが、Y!mobile(ワイモバイル)は例外で24時間高速です。
実際、筆者もY!mobile(ワイモバイル)をメインのSIMとしてiPhone7で使っていますが、確かに12時過ぎに昼食を食べに出かけた先でスマホを使ってもまったく速度に違和感を覚えたことがありません。
IIJmioなど他社の格安SIMを同じ時間に使うと速度が低下しているので、Y!mobile(ワイモバイル)の速度に関する評判は事実ですね。
月額料金が高く2年縛りであることは不評
Y!mobile(ワイモバイル)は、月額料金の高さや2年縛り自動更新であることが不評ですね。
月額料金は最低でも1980円、しかもこのプランだと1GB(+無料チャージおよそ1GB分)しか使えません。
新規契約やソフトバンク以外からのMNPでは1年目だけ月額料金が1000円引きになるしくみのY!mobile(ワイモバイル)。言い換えれば2年目には月額料金が1000円上がるので、例えば1GBプランだと1年目は1980円ですが2年目は2980円になります。
この点はユーザーを騙しているようで、確かにイマイチですね。
10分かけ放題が回数制限なしで行えるのは◎
10分かけ放題が音声SIMのすべてのプランに適用されているのは評判が良いです。確かにこれは良いことだと思います。
以前は回数制限がありましたが今はないので、何回でも10分以内の通話はかけ放題になります。
キャリアメールが使えるのも嬉しい
無料でキャリアメールが使えるのも評判が良いですね。ガラケーのユーザーにも問題なくメールを送れます。
格安SIMの料金は?(月額料金・初期費用・違約解約金)
続いて、Y!mobile(ワイモバイル)の格安SIMにおける料金面の解説を行います。
他社と比べると、特に月額料金は高額ですね。
月額料金は2980〜5980円
Y!mobile(ワイモバイル)の月額料金は、実は標準で3980〜6980円。そこからソフトバンク以外からの乗り換えや新規契約でスマホプラン割が適用され、2980円〜5980円になります。
他社では3GBプランを1600円で契約できるわけですが、Y!mobile(ワイモバイル)は3GBだと3980円。2倍以上価格差があります。
初期費用が3000円、解約金は9500円
初期費用は、3000円かかります。また2年以内に解約すると、解約金が9500円かかります。
そして契約は自動更新なので、契約更新月を過ぎるとまた2年間は9500円の解約金がかかります。
スマホをセット購入するなら、解約するときに分割払いの残債にも注意しましょう。
格安SIMの通信速度は?(最大速度や繋がりやすさ)
ここからは、Y!mobile(ワイモバイル)の格安SIMの通信速度や繋がりやすさについて解説します。
通信速度は格安SIMの中でも速い
Y!mobile(ワイモバイル)の通信速度は、格安SIMの中でも最速ですね。実際筆者も使っていますが、いつでも下り20〜30Mbpsは出ています。
場所によっては90Mbps近く出ることまであり、格安SIMという扱いではありますがドコモなどのキャリアと全く速度は変わりませんね。
繋がりやすさでは、ドコモやauに劣る印象
ただし、Y!mobile(ワイモバイル)には、弱点もあります。繋がりやすさではドコモやau、特にドコモには圧倒的に劣っています。
都会から外れた場所や地下などに行くと、けっこうアンテナが立たなくなってきます。
格安SIMで現在行われているキャンペーンは?
最後にY!mobile(ワイモバイル)の格安SIMで現在行われているキャンペーンを紹介します。
Y!mobile(ワイモバイル)の格安SIMでは学割が展開されている
Y!mobile(ワイモバイル)では、学割が展開されています。2年間は、毎月1000円引きで利用可能です。
対象になるのは18歳以下。学生でスマホを安く使いたいなら、Y!mobile(ワイモバイル)がおすすめですね。
ワンキュッパ割で誰でも1年目は1980円から
ワンキュッパ割では、1年目については毎月1000円引きになります。
例えばスマホプランS(1GB)なら、本来は2年間2980円ですが、1年目は1980円になるわけですね。
格安SIMまとめ
Y!mobile(ワイモバイル)の格安SIMは、通信速度の速さやキャリア並みのサービス充実がメリットですね。
ただし代わりに月額料金は格安SIMの中でも最高額レベルです。また繋がりやすさでは他社の回線に劣っています。
これらのデメリットを受け入れられるなら、契約は非常にオススメできますよ。