WiMAX(ワイマックス)とは何なの?2+(2プラス)や、Wifiとの違いを図解で分かりやすく解説中!
WiMAX(ワイマックス)は、最近利用している人も増えているインターネット接続方法ですが、ワイマックスっていったい何なの??人から聞いてもよく分からない(><)とお困りの方も多いはずです。
そこで、ワイマックスはもちろん、関連用語のWi-Fiなどについても視覚的・直感的に分かるように、図解にて解説したいと思います!
この記事の目次
WiMAXとは?どういう人におすすめなの??
WiMAXは、日本で主流の無線インターネット接続
インターネットに接続するためには様々な方法がありますが、大きく分けると以下の3つの方法が挙げられます。
- 有線接続(光回線やケーブルテレビなど)
- 無線接続(WiMAXやYmobileなど)
- スマホでテザリング接続
上記について、よく分からない・・・と言う方は、こちらに分かりやすくまとめています。WiMAXがどうの・・・という前に、まず以下の記事を参考にしてみてください^^
参考:インターネット回線の基礎知識。図解で分かる3つのネット接続方法
さて、上記の3つの中で、WiMAXは2の無線インターネット接続に該当します。厳密にいうと、WiMAXとよく比較されるYmobileについては、3番のスマホ電波であるLTE回線を利用しているので、無線インターネット接続を行っているのはWiMAXのみとなります。無線インターネット接続=「ワイマックス」というように捉えても良いでしょう。
WiMAX2+(ワイマックスツープラス)とは??
携帯電波における3G→4Gのような進化と同じように、WiMAXも電波の改善が行われており、それが2+です。今ではほとんどが2+に切り替わっており、2+が主流だと思ってもらってかまいません。注意すべきが、WiMAXの電波を受信するモバイルルーターが2+対応かどうか、ということ。新品の場合はほとんどが2+対応ですが、中古品だったりお得すぎるキャンペーンの場合は2+対応かどうかを店員さんに確認するようにしましょう。
また、正式に言うと、新しい現在主流のサービスがWiMAX2+、昔のサービスがWiMAXと呼ばれていますが、ほとんどのサイトや雑誌などでもWiMAXとしか記載されていなくても、それは2+のことを指している場合がほとんどです。当サイトでも、WiMAXとだけ記載していますが、ほとんどの場合2+のことを意味しています。技術の移り変わりの時期は、こういう言葉の問題が出てきますが、少しだけ注意してみましょうね。
WiMAXにはプロバイダーが複数社ある
WiMAXを複雑にしているのが、このプロバイダーの存在です。。。フレッツ光にもプロバイダーが複数社あるのでプロバイダーのイメージが付いている人には問題ないのですが、初めてインターネットを利用するという人にとっては分かりにくいことでもあります。
プロバイダーとはイメージ的に言うと↑のような感じです。WiMAXというサービスを実際に利用できる状態に管理してくれる業者のことをプロバイダーと言います。※ワイマックスは有線接続ではありませんが。。。
なので、同じワイマックスでも色んな会社の名前が付いたWiMAXというのがあるのです。GMOとくとくBBワイマックスや、@Niftyワイマックス、BIGLOBEワイマックス、などなどです。プロバイダーが違うことで、通信速度はそこまで大きく変わりませんが、キャンペーン内容や月額料金などが微妙に異なりますので比較することが大事です。最もお得なプロバイダーを選ぶようにしましょう。
WiMAXとWi-fiの違い
ってことはWiMAXは、要はWi-Fiなのね!!と理解される方も少なくありません。ただ、似ているようでちょっと違いますので、ここではWiMAXとWiFiの共通点と違う点を紹介したいと思います。
Wi-Fiとは、WiMAXよりももっと狭いエリアでの無線インターネット(無線LAN)です。例えば家の中とか、施設の中で使える狭域インターネット接続サービスです。↑の図で説明すると、家の中まではフレッツ光でインターネット接続を行い、その後、ルーターと呼ばれる機器を設置しそこからWi-Fiを飛ばす、といったイメージです。
WiMAXもWi-Fiも「無線(ワイヤレス)」であることから、似たような感じになりますが役割が全く違います。Wi-Fiはもっと狭いエリアを部分的に担当しているにすぎません。もう少し広くなると、商店街やテーマパークなど屋外での「公衆無線LANサービス」のことを指す場合もあります。その場合も家庭でのルーターと同じように、WiFiを利用できる機器をそこらへんに設置して、利用者が無線インターネットを利用できるようにするわけです。
いずれにせよ、Wi-Fiの場合は、山の上に基地局を持ってきて広範囲にインターネット電波を送り込む、というような大規模なものではありません。
一方で、WiMAXは、「インターネット網→基地局→無線ルーター」というように、日本全体を覆っているインターネットサービスのことです。紛らわしいかもですが、WiMAXをいったん無線ルーターで受信した後の部分をWiFiと呼ぶこともあります。「無線ルーター → ぱそこんやスマホ」のような狭い部分の無線接続をWiFiというわけです。
厳密にいうと狭域インターネットはWi-Fiだけではありませんが、イメージとしては、Wi-Fiは狭いエリアを担当する局所的なネット接続サービス、WiMAXは広域ネット接続サービス、といった感じで理解しておけば良いでしょう。
以上、WiMAXの基礎講座でした!