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海外でスマホをどう使う?そのまま使うと料金がバカ高いぞ!Wi-Fiルーターの利用が一般的だが色々と比較してみた

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海外でスマホを使う場合、前もって方法を知っておかないと帰国してからバカ高い通信料を支払うハメになります。海外旅行や海外出張の際にインターネット環境を完備できる方法を知っておきましょう。

公衆の無線LANに頼るな!自分でネット環境は整えろ!

海外でネットが使えないことは「死」を意味します(大げさな表現ですが…)。楽しい旅行&出張を実現するために前もって日本で準備してから出発しましょう!

この記事の目次

1.海外旅行や出張でスマホをそのまま使うとマジで請求金額がヤバい!

ドコモ・ソフトバンク・auの回線を契約している場合、海外への旅行や出張でもそのままインターネットが利用できますが、帰国してから通信費の高額請求が来る可能性があります(「可能性」ではなく、ほぼ確定です)。

上記の国内3キャリアのスマホを海外で利用する場合、データローミングを使って渡航先の事業者(auとかではない外国の通信会社)が提供する回線を利用することになるので通信料金が高くなります。

インターネットの利用を最低限にすれば高額請求がされないと思うかもしれませんが、操作していない間にスマホがLINEのメッセージやメールを受信したり、アプリの自動アップデートを行うだけでも通信料(量)にカウントされてしまいます。

ですので、海外でスマホを使うためには「海外仕様」にするために色々と準備しなくてはいけません。

海外での通信料金を安く抑えるために、以下の4つの対処法をご紹介しましょう。

 

その1.キャリアの海外パケット定額を利用する方法

日本の携帯電話キャリアは、海外でもスマホをそのまま利用できるサービスを提供しています。キャリアの海外旅行向けサービスは一見使い勝手が良く見えますが、利用料金が高くつくので一概におすすめはできません。

 

1-1-1.海外パケット定額を使うメリット・デメリット

キャリアの海外パケット定額サービスには、渡航先で簡単な設定をすれば、今持っているスマホを海外でそのまま使えるメリットがあります。電話番号も変わらないので、海外で通話したい人も安心です。

ただし、キャリアの海外パケット定額は、料金が高いデメリットを抱えています。キャリアの海外パケット定額の利用料金は日額で1,980円と高いうえに、1日に利用できるデータ容量は約25MBと少ないので、LINEのメッセージやメールのやり取りぐらいしか使い道がありません。

25MB以上使うこともできますが、日額が2,980円になってしまいます。1日あたり980円を支払って日本と同じプランが利用できる世界データ定額も用意されていますが、渡航先が対象エリアでなければ利用できないデメリットを抱えています。

「各キャリアが提供する海外パケット定額の利用料金と契約データ量」

キャリア プラン 利用料金 利用できるデータ量
ドコモ パケットパック海外オプション 980円/日 日本で利用しているプランと同じ
海外パケ・ホーダイ 1日24.4MBまで:0~1,980円

1日24.4MB以上:2,980円

上限無し
ソフトバンク アメリカ放題 980円/日 日本で利用しているプランと同じ
海外パケットし放題 1日25MBまで:0~1,980円

1日25MB以上:2,980円

上限無し
au 世界データ定額 980円/日 日本で利用しているプランと同じ
海外ダブル定額 1日24.4MBまで:0~1,980円

1日24.4MB以上:2,980円

上限なし

渡航先で世界データ定額が利用できない場合は、この後に紹介する他の方法を検討してみましょう。

 

1-1-2.海外パケット定額の利用方法(申し込み方や設定方法など)

2段階制の海外パケット定額を利用する場合、申し込みをする必要はありません。日額980円の世界データ定額を利用する場合は、ユーザー用のオンラインサイトかキャリアのショップで申し込む必要があります。

どちらの海外パケットサービスを利用する場合でも、渡航先に到着した際は設定アプリで海外パケット定額を利用する設定を行わなければいけません。と言っても、設定方法は難しくなく、設定アプリを起動してモバイル通信をタップして、通話のオプションを選択してからデータローミングをONにするだけです。

渡航先に到着した際に上記の設定をすれば、キャリアからSMSで海外パケットサービスを利用する状態になった旨が通知されます。

 

画像引用元:auの公式サイトより

 

1-1-3.海外パケット定額はどういった人向け?

キャリアの海外パケット定額は料金こそ高めですが、設定が簡単なので面倒な手続きをせずに渡航先で通話やインターネットを使いたい人にオススメです。

お金を支払ってでも面倒な設定や手続きを省きたい人は、キャリアの海外パケット定額を使いましょう。

もし、渡航先が日本と同じプランが利用できる世界データ定額の対象エリアであれば、なおさらキャリアの海外パケット定額がオススメです。

 

1-2.現地でSIMカードを利用する方法

楽天モバイルやIIJが販売している海外用のSIMカードを買ってスマホに差し込めば、渡航先でインターネットを利用できます。

画像引用元:楽天モバイルの公式サイトより

海外専用のSIMカードはキャリアのパケット定額よりも料金が安めなので魅力的ですが、利用するハードルが高い点がデメリットです。

 

1-2-1.現地でSIMカードを使うメリット・デメリット

渡航前に海外用のSIMカードを買っておけば、海外で自分のスマホを使って音声通話とインターネットが利用でき、通信料金も比較的安くなります。例えば、楽天モバイルの海外用SIMカードを使うと、50MBまでのインターネット通信が820円から利用できます。

キャリアの海外パケット定額で1日約25MB使うと1,980円も請求される点を考えると、海外用SIMカードを使ったほうがお得と感じますよね。

「楽天モバイルの海外用SIMのデータ通信料金」

プラン 50MB 200MB 500MB
ヨーロッパパック 820円 1,930円 3,850円
北アメリカパック 880円 2,040円 4,240円
アジアパック 1,040円 2,310円 4,950円

さらに、音声通話に対応した海外用SIMカードを購入すれば、通話も低料金で利用できます。

 

「楽天モバイルの海外用SIMの音声通話料金」

プラン 通話100分 SMS100通 通話300分 SMS300通
ヨーロッパパック 3,190円 7,150円
北アメリカパック 4,290円 9,680円
アジアパック 4,070円 9,020円

ただし、海外用のSIMカードを使うには、自分のスマホがSIMフリー端末でなければいけません。SIMフリー端末である条件が、海外用のSIMカードを使う際の大きなハードルになります。

キャリアで購入したスマホにはSIMロックが掛かっているので、海外用のSIMカードを使うためにはSIMロックを解除しなければいけません。SIMロックを解除するにも条件があり、端末代金を分割で支払っている場合、購入してから101日目にならないと手続きができません。(一括で支払っていれば、いつでもSIMロックを解除できます)

 

1-2-2.現地でSIMカードを使う方法はどんな人に向いている?

海外用SIMカードの利用は、SIMロック解除ができる、もしくは既に行っていることが前提にして海外で音声通話とインターネットが使いたい人にオススメです。

SIMロック解除ができないスマホを利用している人は、他の方法を活用するしかありません。

 

1-3.現地の無料Wi-Fiを利用する方法

海外では日本と同じように飲食店や宿泊施設などにWi-Fiスポットが設置されている可能性があります。渡航先でWi-Fiスポットを利用すれば無料でインターネットが利用できますが、使い勝手は決して良くありません。

海外にはWi-Fiが飛んでいないが地域が多く、Wi-Fiスポットスポットを見つけること自体が至難の業だからです。渡航先で見つけたとしても、無料で利用できるWi-Fiにはセキュリティが不安定なので、同じ利用者から個人情報を盗まれる恐れもあります。

※無料で利用できるWi-Fiスポットに接続すると、スマホの設定アプリでセキュリティの警告メッセージが表示されます。なので、渡航先のフリーWi-Fiは、あまりインターネットを使わない人だけにオススメの方法と思ってください。

 

1-4.モバイルWi-Fiルーターをレンタル利用する方法

最も使い勝手が良い海外でのインターネットの利用方法は、モバイルWi-Fiルーターを借りることです。モバイルWi-Fiルーターのレンタルサービスは、料金の安さと使い勝手の良さのどちらも兼ね備えています。

 

1-4-1.Wi-Fiレンタルサービスのメリット・デメリット

モバイルWi-Fiルーターのレンタルを利用するメリットは、料金の安さとデータ通信量が多い点にあります。1日で約25MB使うと1,980円請求されるキャリアの海外パケット定額に対し、Wi-Fiルーターのレンタルサービスでは1日1,580円からで500MBも利用できます。

1日の利用料金と利用できるデータ量を比べると、Wi-Fiルーターのレンタルサービスがお得であることは明らかです。

ただし、渡航先でレンタルしたモバイルWi-Fiを使うデメリットは、音声通話が出来ない点です。

レンタルするモバイルWi-Fiルーターはあくまでデータ通信専用の端末なので、通話機能が備わっていません。ただ、音声通話の代用としてLINEやMessengerなどのアプリを代用すれば無料で通話が可能なので、大きな問題ではありません。

 

1-4-2.Wi-FiレンタルサービスでオススメはイモトのWiFi

モバイルWi-Fiルーターをレンタルできる事業者は何社かありますが、最もオススメなのは「イモトのWiFi」です。

画像引用元:イモトのWiFiの公式サイトより

イモトのWiFiをオススメする理由は、「①料金が安い」「②ほとんどの渡航先で利用できる」「③利用できるデータ通信量が多い」の三拍子が揃っているからです。

「イモトのWi-Fiの利用料金一例」

渡航先 プラン 4G/LTE 3G
グアム 大容量:500MB/日 1,580円/日 980円/日
ギガ:1GB/日 1,880円/日
30日:500MB/日 28,000円/30日 19,200円/30日
サイパン 大容量:500MB/日 980円/日
30日:500MB/日 19,200円/30日
ハワイ 大容量:500MB/日 1,580円/日 980円/日
ギガ:1GB/日 1,880円/日 1,280円/日
30日:500MB/日 28,000円/30日 19,200円/30日

さらに、キャリアの世界データ定額や海外専用SIMカードと違い設定方法も簡単で、ルーターの電源を付けてからいつも通りスマホの設定アプリでWi-Fiに接続するだけで利用できます。

SIMカードの設定がよく分からない人は、普段から行っている設定方法で利用できるモバイルWi-Fiのレンタルがオススメです。

 

2.海外でスマホを充電する際に注意しておきたいこととは?

海外でスマホを利用する際には、気をつけなければいけない点は対応電圧です。海外では国ごとに対応の電圧が異なり、スマホが対応していない電圧を使って充電すると端末の故障の原因になるので、変圧器が必要になる可能性があります。

と言っても、現在のスマホの充電器は100V-240Vが主流となっていて、ほとんど国では安全に充電が可能です。iPhoneのアダプタも対応電圧が100-240Vなので問題ありません。

※かなり薄い文字ですが、iPhoneのアダプタには対応電圧が100-240Vであることが記載されています。つまり、海外でスマホを充電する際、変圧器の必要性はそれほど高くないわけです。(どうしても端末が故障しないか不安な人は変圧器を用意しておきましょう)

他にも、海外ではコンセント形状が違う地域があるため、変換プラグは用意しておきましょう。

画像引用元:Amazon公式サイトより

 

3.まとめ

海外でスマホを使うときには、そのままネットにつなぐと通信料金が跳ね上がってしまうので、できれば今回紹介した方法で料金を抑えておくのがベストです。

データ通信料金を抑える方法は4つあり、それぞれメリットとデメリットがあります。自分に合った方法を利用するべきですが、一番料金が手ごろで設定が簡単なのはWi-Fiルーターのレンタルサービスです。

特に、イモトのWiFiは料金が安く、多くの地域で利用でき、データ通信量が大きいと三拍子そろったサービスなのでオススメです。また、スマホの充電にも気を配り、渡航先のコンセント形状にあった変換プラグを購入しましょう。

>>イモトのWiFiの公式サイトはこちら

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