楽天モバイルは2,980円で使い放題!Rakuten UN-LIMITプランの料金プランやデメリットとは
これまで楽天モバイルでは、ドコモ・au回線を利用した格安SIMの提供をしてきました。
しかし、ついに4月8日から自社回線を使ったサービスがスタートします!
4月から楽天モバイルで新たに提供されるのは、データ容量使い放題の「Rakuten UN-LIMIT」プランです。
国内通話かけ放題・海外66の国と地域で使える内容で、すでに先行申込みを済ませているユーザーもいます。
ちなみに楽天モバイルは、6月から5Gのサービスも開始する予定です。
こちらも楽しみですが、今回は楽天モバイルの料金プランやキャンペーンなどを紹介していきます。
デメリットについても調べているので、申し込む前に気を付けておくこともチェックしてくださいね。
この記事の目次
楽天モバイルの概要
いよいよ4月から自社回線でのサービスをスタートする楽天ですが、まずは格安SIM業者としての実績を紹介しておきます。
スマホは直営店の他にネットでも購入ができますが、MMD研究所調べではオンラインの契約数トップになったこともあります。
- スマホのネット契約数 第一位(2019年5月)
- 乗り換えたい通信サービス 第一位(2019年4月)
- MVNO契約数事業社シェア 第一位(2019年3月末)
- メインで利用している格安SIM 第一位(2019年9月)
上記は2019年にMMD研究所が調査したデータで、楽天モバイルが格安SIM市場の中で最も多くのユーザーに支持されていた事が分かります。
楽天モバイルはプランが豊富で、「組み合わせプラン」ではユーザーの使い方に合わせて内容を選べる自由度が高いものです。
ちなみに私は楽天モバイルの組み合わせプランっていうのを使ってるー!めっちゃ安いし回線も安定してるよ♪
— BAR LAGOON(ラグーン) 新宿二丁目 ビアンバー (@lagoon0410) March 7, 2020
自分にあった組み合わせで使えることが、支持されていた理由のひとつではないでしょうか。
Rakuten UN-LIMIT|使い放題の料金はいくら?
まず初めに注意しておくべきことは、「Rakuten UN-LIMIT」プランでiPhoneは使えません。
今までの楽天モバイルではGalaxy、Xperia、AQUOSなどの国内でも人気のメーカーを販売していたり、iPhoneなどのハイスペック端末も動作確認ができていました。
しかし残念ながら4月から始まるアンリミットプランでは、現在iPhoneは未対応とのこと。
Rakuten UN-LIMITの料金プラン
話を戻して、いよいよ4月8日から楽天の自社回線でのサービスが始まります。
アンリミットは料金2,980円というワンプランのみです。
データが使い放題のプランで、海外でも2GBまで使えます。また、Rakuten Linkアプリを使用すると国内・海外での通話やSMSが0円でできるので、この内容を3つに分けて紹介していきます。
①完全データ使い放題
使い放題ができるのは、楽天回線のエリアのみ。エリアは以下の通りです。
【関東】
- 東京都
- 神奈川県
- 千葉県
- 埼玉県
【中部】
- 愛知県
【関西】
- 大阪府
- 京都府
- 兵庫県
記載しているエリアの全域が対象ではありません。東京都に住んでいてもエリア外の場合もあるので、より詳細な地域はエリアマップから確認をしてください。
楽天回線のエリア外ではau回線に接続します。au回線は5GBを超えると、最大1Mbpsに制限されます。
※足りないときは1GBを500円でチャージができる。
2021年3月までに全国で利用できるようエリアを拡大していく予定です。
②国内通話かけ放題|Rakuten Linkアプリ使用時
通常の国内通話は30秒20円ですが、「Rakuten Link」アプリを利用するとスマホ・固定電話に「かけ放題」となります。SMSも対象です。
通話をよく使うならこのアプリをいれておくと便利です。
0570番号など有料通話サービスの通話は対象になりません。
③グローバル無料
海外66の国と地域で使えて、国内とは別でデータ容量2GBまで利用できます。
Rakuten Linkアプリを使うことで、海外から国内への音声通話もかけ放題です。
国内から海外へ通話する場合は月額980円の「国際通話かけ放題」オプションで「かけ放題」になります。
データ容量無制限、海外でも使用できるというプランで、アプリを使用すれば通話もかけ放題になるという内容です。
300万人が1年間無料で使える!
楽天市場でアンリミットのプランを申し込むと、月額2,980円が1年間無料になるキャンペーンの対象になります。
対象は300万名で、新規申込の人は先行申込みもできます。
※楽天モバイル(ドコモ・au回線)からの変更も申し込み可能
現在楽天の無料サポータープログラムを利用中の人の申し込みは、4月8日からです。
月々のスマホ代は楽天モバイルで今1080円なんだけど、来月から始まる楽天アンリミットに申し込みした!
楽天エリアならデータ無制限で通話も無料で1年間基本料金無料ってすごすぎ😆— センゴク@インデックス投資家 (@sengoku_index) March 21, 2020
多くのユーザーが先行申込みを済ませていたり、検討をしています。
楽天回線で使えるスマホの機種は?
楽天モバイルで販売している機種は動作確認済ですが、同じ機種であっても他社で購入した製品は動作保証外です。
楽天ではRakuten UN-LIMITに関する問い合わせで、楽天モバイルで購入した機種を推奨する理由を以下のように述べています。
「楽天モバイルのネットワークに必要な技術対応がされていない場合、同じモデルの機種であっても、ご利用いただけない可能性がございます。」
可能性があるということなので、使用できる場合もあるということでしょう。
SIMロックを解除したスマホで乗りかえたいという人は、正常に動作できなかった場合に楽天モバイルで端末を購入しなおすということも踏まえておきましょう。
ドコモ・au回線の新規受付は終了する
現在楽天モバイルではドコモ・au回線を使ったサービスを提供しており、「スーパーホーダイ」と「組み合わせプラン」があります。
しかし4月8日に本格的に携帯キャリアサービスをスタートするため、今までのMVNOでのサービスは新規受付を終了します。
新規受付終了日時
WEB:4月7日 20:59まで
店舗:4月7日閉店まで
(店舗とは楽天モバイルショップのことです。)
いま楽天モバイルを契約している人は、契約中のプランを継続できます。
もしも楽天モバイルでドコモ・au回線のサービスを利用したい人がいれば、受付の終了日までに手続きをしましょう。
楽天モバイルのメリット・デメリットは?
楽天モバイルは、普段から楽天でショッピングをしている人にはポイントが貯まるのでお得です。
アンリミットのプランを契約する前に、その他のメリットやデメリットについて確認しておきましょう。
メリット
- 端末にはSIMロックが掛からない
- 最低利用期間と契約解除料がない
- 楽天スーパーポイントアッププログラムが+1倍
- キャンペーンの対象になると1年間無料
- 他社とのデータ無制限のプランより安い
例えばauの使い放題なら6カ月間4,480円で、7カ月目以降5,480円です。楽天モバイルは2,980円なので、1,500円以上もお得です。
デメリット
- 利用できるエリアが限定的
- 使い放題は自社回線使用時のみで、エリア外は5GBまで
- アンリミットプランはiPhone非対応
エリア外に住んでいると5GBまでの制限がありますが、お住いの地域が対応するまでau回線とWi-Fiに接続して利用するのはありでしょう。
日本ではユーザーの多いiPhoneですが、アンリミットプランでは非対応となっています。これにより利用する人が限られてしまうでしょう。
楽天ポイントが貯まるキャンペーンがある!
Rakuten UN-LIMITのキャンペーン内容を紹介していきます。
事務手数料3,300円分ポイントでプレゼント
◆期間
WEB:2020年3月3日~終了日未定
店舗:2020年3月4日~終了日未定
(店舗とは楽天モバイルショップのことです。)
※プラン料金1年間無料キャンペーンの申し込みが300万名に達したら終了
アンリミットの契約後、「Rakuten Link」を利用すると楽天ポイントで3,300円分プレゼント(6月下旬ごろまでに付与)
オンライン契約で3,000ポイントプレゼント
◆期間:2020年3月3日~ 6月30日まで
アンリミットをWEBで契約後に「Rakuten Link」を利用すると、楽天ポイントで3,000ポイントプレゼント(9月下旬ごろまでに付与)
対象商品購入サポートキャンペーン
◆期間:2020年5月1日~終了日未定
特典対象商品を購入した場合、楽天ポイントをプレゼント。(8月下旬ごろまでに付与)
対象機種でポイント数が違うので、①と②で確認してください。
対象機種①
- Galaxy S10
- Galaxy A7
- Xperia Ace
いずれかで15,000ポイントプレゼント。
対象機種②
- Galaxy Note10+
- AQUOS sense3 plus
- AQUOS sense3 lite
- arrows RX
- HUAWEI nova 5T
- OPPO A5 2020
- OPPO Reno A 128GB
いずれかで10,000ポイントプレゼント。
まとめ
楽天モバイルはドコモ・au回線を使った格安SIMですが、4月8日から自社回線での携帯キャリアサービスをスタートします。
プランは「Rakuten UN-LIMIT(月額2,980円)」のみで、データ容量無制限、通話・SMS使い放題、海外でも使用できる内容です。
しかしこのアンリミットプランは、iPhoneユーザーは使用できません。エリアも限定的で、関東・中部・関西の一部のみと注意することがいくつもあります。
使い放題となるのは楽天回線のエリアだけで、もしエリア外で利用する場合はau回線に繋がります。その場合は利用できるのは5GBまでの制限があり、足りないときは500円で1GB追加できます。
アンリミットが始まるため、ドコモ・au回線を利用してきた「スーパーホーダイ」と「組み合わせプラン」は新規受付を終了します。現在楽天モバイルを利用中、または4月7日までに申し込みをした人は格安SIMのプランを継続して利用ができます。
楽天モバイルのメリットとしては、キャリアサービスが始まってもSIMロックが掛からないことや、最低利用期間と契約解除料がないことです。
また、キャンペーンでもモバイルの利用でも楽天ポイントが貯まるので、楽天会員に向いています。
全国展開はまだですが、Wi-Fiに接続して使うなどお住いの地域が対応するまで待ってみるのもいいかもしれませんね。