格安SIMイオンモバイルの評判は良いのか?料金・速度・デメリットなど全体的に調べてみた|キャンペーン情報も
流通大手のイオンリテール株式会社が提供する格安SIM「イオンモバイル」の評判やキャンペーン情報などを紹介していきます。
イオンモバイルの一番の特長は「全国のイオン200店舗以上で購入できること」です。
格安SIMについてよく知らない人や買い物ついでに契約する人が多いのが特長的です。イオンモバイルのサービスの中身についての情報(速度・デメリット・キャンペーンetc)も掲載していますので参考にどうぞ。
この記事の目次
1.格安SIMイオンモバイルの概要
格安SIM業界の競争が激化する中で、他社との差別化が求められています。
というのも、ユーザー視点から見れば「どの格安SIMも同じに感じる」からで、業者側としてはその点を払拭していかなければなりません。
代表的な「差別化ポイント」として挙げるとすると、「mineo(マイネオ)のau・ドコモ対応」「DMMの業界最安値料金」「LINEモバイルの10分かけ放題」など。人気の格安SIMはサービスが確立しています。
では、イオンモバイルの差別化ポイントは何か。
それは、「イオン店舗で申し込めること」です。今でこそ、格安SIMの販売が実店舗でも徐々に増えてきていますが、その草分け的な存在がイオンモバイルです。
イオン店舗の中にイオンモバイルコーナーが設けられているので、買い物帰りのお客さんが気軽に立ち寄れます。イオンモバイルのユーザーはほとんどが「シニア」です。ガラケーからスマホに移行するおじいちゃん・おばあちゃんが契約の大半を占めています。
また、イオンモバイルは2017年オリコン 日本顧客満足度調査の「格安スマホ」第1位、「格安 SIM」第2位を受賞していることから利用者から高い評価を受けていることがわかります。
2.イオンモバイルの料金プラン&速度
イオンモバイルの料金プランは、「データ通信プラン」「音声通話プラン」「シェアプラン」の3つから選ぶことができます。しかも、最低利用期間もなく、 解約金(違約金)も発生しないので気軽に契約することができます。
また、3/1からau回線も使えるようになります。
29種類の豊富な料金プラン
データ専用プランだと1GB~50GBの10プラン、音声プランだと500MB~50GBの11プラン、シェアプランだと4GB~50GBの8プラン合計29の豊富なプランが揃っています。料金自体も格安SIMというだけあって、月額480円〜利用することが可能。シェアプランは、最大5台まで契約可能ですが、4〜5枚目はSIMカード1枚につき200円/月がかかります。
月額料金 | |||
データ通信プラン | 音声通話プラン | シェアプラン(3回線セット) | |
500MB | – | 1,130円 | – |
1GB | 480円 | 1,280円 | – |
2GB | 780円 | 1,380円 | – |
4GB | 980円 | 1,580円 | 1,780円 |
6GB | 1,480円 | 1,980円 | 2,280円 |
8GB | 1,980円 | 2,680円 | 2,980円 |
12GB | 2,680円 | 3,280円 | 3,580円 |
20GB | 3,980円 | 4,680円 | 4,980円 |
30GB | 5,380円 | 6,080円 | 6,380円 |
40GB | 7,480円 | 7,980円 | 8,280円 |
50GB | 10,300円 | 10,800円 | 11,100円 |
安いだけではなく、購入後のケア・サポートを大切にしている格安SIMです。
また、オプションサービスも充実しています。最近格安SIMで人気の「10分かけ放題」や050の番号が新たに付与されIP電話での「050かけ放題(無制限)」もあります。
通信速度
速度は、高速データ通信適用時で下り最大375Mbps、上り最大50Mbpsとなっています。
この数値は理論上の最大速度ですので、ここまで速度は出ませんが、格安SIM全体の平均よりもやや上回っていることから、実際の利用者からの評判も良いです。
12時台に楽天モバイル、mineo(D)、イオンモバイルで速度測ってみたけど、どれも1Mbps切っててなおかつイオンモバイルが0.6~0.7Mbpsあたり、楽天が0.5~0.6Mbps、mineo(D)が0.4~0.5Mbpsぐらいでちょっと意外な結果だった。
— この世界の片隅のはにまるお㌠ (@hanimarudesu) 2018年2月2日
今日付けで楽天モバイルからイオンモバイルに乗り換えました。
さすが顧客満足度1位。ネットの速度も速い。— プク@美桜ゆりな (@yurryna) 2018年1月30日
3.イオンモバイルの3つのデメリット
イオンモバイルは「実店舗での購入・相談」「多様な料金プラン」などのメリットがありますが、デメリットも存在していますので確認していきましょう。
デメリット①「速度制限」
速度制限は、もちろん他社にもあります。
- 契約したデータ量を超えてしまった場合に低速になる仕組み
- データを一定期間内に使いすぎた場合に通常の速度が制限され低速になる仕組み
の2種類があります。
どの格安SIMも前者の「契約以上のデータを使う」と必ず制限されます。ここで言及したいのは「一定期間内に使いすぎた場合」です。
一定期間内に使いすぎると速度制限がかかる場合、「3日間で3GB」というのがほとんどです。mineo(Dプラン)や楽天モバイル、LINEモバイルなど人気格安SIMでは、3日制限での通信速度制限がないものもあります。
それに比べると、イオンモバイルは「3日間で366MB」。単純計算ですが、条件が他社よりも10倍厳しく設定されているので、速度制限が非常にかかりやすくなっているのが最大のデメリットです。
デメリット②「電話料金が高い」
イオンモバイルは、30秒20円の通話料です。楽天モバイルは、月額850円で5分以内の電話がかけ放題です。毎月の電話が20分以上の人であれば楽天モバイルの方がお得です。
ひと昔前は、電話料金が高いイオンモバイルでしたが、現在は専用アプリ「イオンでんわ」から電話をかけると音声通話料が半額の10円/30秒なるサービスや「10分かけ放題(月額850円)」、「050かけ放題(1,500円)」のサービスの充実しているのでこのデメリットは解消されています。(2018年2月19日追記)
デメリット③「購入できるスマホ端末が少ない」
手元にSIMロックフリーのスマホを持っている人には関係ありませんが、イオンモバイルで格安SIMとセットで購入しようと思っている人は注意が必要です。KYOCERAやXPERIAなどのスマホ端末に限られます。選べる幅が少ないのが残念です。
が、しかし現在は「HUAWEI」や「ZenFone」などの人気格安スマホ端末が豊富に取り揃えてあります。(2018年2月19日追記)
4.評判について
ネット上でよく見かける評判について掲載していきます。
全国のイオン212店舗で取り扱っているので、それなりに知名度も高く、評判やレビューといった内容が多く見られました。その中でも代表的な例を中心に取り上げていきます。
評判①速度に関して
なんか、こっちはまだイオンモバイルの電波が安定してないのか、めっちゃ電池の減りが早いなー。
— なおてえ (@NAO_T_1129) 2016年11月28日
イオンモバイルの格安SIMを使い始めて10ヶ月、最近昼時にスピードが遅くなってきたような気がする
— wakabayashi (@k_wakabayashi) 2018年2月8日
速度が遅いことに関しての意見が最も多かったです。その中でも上記のような「速度が安定していない」「速度が遅く感じる」といった内容が多く、あまり良くない評判が目立ちます。
しかし、速度は場所・時間帯によって変化しますので、イオンモバイルが一概に遅いと結論付けるのはできませんし、au・ドコモ・ソフトバンクに慣れているようだとイオンモバイルは遅く感じるようです。
評判②店舗に関して
地方だとイオンモバイルきついかな
サービスを取り扱ってくれてる店舗が少ないし遠い……他を考えるか— Sanma(姉)㌠ (@sanma012) 2016年11月29日
取り扱い店舗が近くにないということでイオンモバイルはやめて他社と契約することを考える人も多いです。イオンモバイルの良さの一つに「対面での営業」が挙げれますが、これが機能しないようだとお客さんとしては他社に行くかもしれませんね。。
評判③支払い方法に関して
イオンモバイルが銀行口座引き落としてに対応してたら変えたかも
— 30代の静岡県民 (@5963_move) 2016年11月26日
イオンモバイルの支払い方法はクレジットカードのみです。
最近では、「銀行引き落とし(口座振替)」や「デビットカード」に対応している格安SIMが増えてきていますが、イオンモバイルは依然としてクレジットカード決済だけです。支払いに関しての評判も多かったです。
評判④まとめ
イオンに行ったのでイオンモバイルを見たが、一長一短な気がする。
まぁ、格安SIMはどこも一長一短なんだが
— みなか™️@労働&デフレ問題bot (@mrmbackdoor) 2016年11月27日
これは格安SIM全体のまとめにも繋がりそうですが、「一長一短」です。各社とも特徴が異なりますので、自分に合った格安SIMを選びましょう。
5.イオンモバイルのキャンペーンについて
イオンモバイルで行われているキャンペーンを紹介します。他社でよく見かける「6カ月基本料金無料」などの魅力的なキャンペーンに比べると、イオンモバイルのキャンペーンはあまり良いとは言えません。
アウトレットセールキャンペーン!
対象端末とイオンモバイル音声プランを同時に契約すると、端末が最大13,000円引きになるキャンペーンです。無くなり次第キャンペーン終了となるので欲しい端末がある人は早めに!
【キャンペーン対象端末】
- ZTE BLADE E01:12,800円→10,000円
- HUAWEI nova:37,800円→24,800円
- arrows M03:29,800円→19,800円
※24回の分割購入も可能です。
ご紹介キャンペーン
紹介チケットを発行してもらった家族や友人が、有効期間内にイオンモバイル契約即日お渡し店舗に来店し、紹介コード記載のメールや印刷した紹介チケットを店舗スタッフに提示して、イオンモバイルに新規契約します。すると、紹介した人とされた人どちらもデータ容量に使える「1GBクーポン」がもらえます。
※1GBクーポンは、イオンモバイル紹介ページ内、「1GBクーポン利用画面」から6カ月以内にご利用ください。
イオンスマホ→イオンモバイル乗り換えキャンペーン
2014年4月に、イオンの格安スマホ販売サービスとしてイオンスマホが誕生しましたが、2016年2月26日に新しく「イオンモバイル」に生まれ変わりました。2016年2月25日以前にイオン店舗で「イオンスマホ」を契約して、現在も継続して契約している方が対象となるキャンペーンです。
【キャンペーン内容】
現在、イオンスマホを利用している方が、イオンモバイルの音声プランに乗り換え(MNP転入)で、
- SIMカード代金が1円
- WAONポイント3,000ptプレゼント
※このキャンペーンは本州・四国のイオン店舗「ご契約即日お渡し店舗」、イオンモバイル八重洲、イオンモバイル四條畷、イオンモバイル堺鉄砲町のみが対象となり、北海道・九州・沖縄のイオン店舗およびイオン店舗「後日配送お渡し店舗」、イオンデジタルワールド(WEB購入)、ゲオモバイルは対象外となります。
>>イオンモバイルのキャンペーンサイトはこちらから(公式サイト)