CP WiMAXを実際に使ってみた|リアルな評判&レビュー(旧サービス名:ラクーポンWiMAX)
WiMAXの種類は数多くありますが、その中でもCP WiMAX(旧:ラクーポンWiMAX)は月額料金が安いということで有名です。月額1,999円(税抜)から利用できる料金プランは当初、世間を驚かせました。
この記事では、CP WiMAX(旧:ラクーポンWiMAX)の評判について解説します。実は、筆者もラクーポンでWiMAXを契約していますので、実際に使ってみた感想をリアルに掲載しています。
また、ラクーポン利用者の口コミ・評判も掲載していますので、是非チェックしてください。
この記事の目次
CP WiMAX(旧:ラクーポンWiMAX)の利用者から聞く評判(料金や速度、サポート対応など)
楽天は様々なサービスを展開していますが、その中のクーポンサイトで、WiMAXが販売されていました。※現在は、新規申し込み停止中。
ラクーポンは、WiMAXの中でも月額料金が安いのが特徴で、毎月1,999円(税抜)~利用できるのが魅力です。
しかしながら、ラクーポンは悪い特徴もあるのでここでは、両方の評判をチェックしていきましょう。
CP WiMAXの評判|良いところ編
まずは、CP WiMAXの良い評判から紹介していきます。実際、筆者も契約していますので、本当のところどうなのかも解説します。
月額料金が圧倒的に安い
ラクーポンで申込める端末は「W04」と「Triprouter」の二種類です。この、Triprouterを選択すると月額1,999円(税抜)という非常にお得な料金で利用することが可能です。ちなみに「W04」は2,312円(税抜)で利用できます。
料金が安いということは嬉しいことですが、この料金はキャンペーン的な位置づけになっており実際にはもっと高くなってしまいます(後述しています)。
速度や繋がりやすさもそこそこ評判が良い
料金が安いからといって、品質が悪いというわけではありません。WiMAXに限らず、相場よりも安いと逆に不安を覚えたりしますが、端末は最新のものが新品ですぐに送られてきますし、月額料金は安いながらも速度は普通に出ています。
WiMAXを利用するにあたって、重要視されるポイントのひとつに「速度」が挙げられますが、CP WiMAXで速度が出なくて困っているといった評判は見当たりませんでした。
CP WiMAXの評判|悪いところ編
続いて、利用者が感じるCP WiMAXの悪い評判について紹介していきます。
auスマートバリューmineが適用できないのは不評
WiMAXは、auスマートバリューmineを適用できるのが一般的ですが、ラクーポンでは適用できません。そのため、auスマホの月額料金を安くすることはできないのが残念なポイントとして挙げられています。
そもそも、WiMAXはauの子会社のUQコミュニケーションズが提供しているので、auとの割引は利用できるのが普通なんですが、どういうわけかラクーポンでは利用できません。まぁ、auではない人にとってはどうでもいい話ですが、このことで評判を下げていることも事実です。
特典が少なすぎる。キャンペーンは無いと考えてOK
ラクーポンでWiMAXを契約すると、ラクーポンで他の買い物に使えるクーポンがもらえます。
しかし、このクーポンは使用期限は3週間程度ですし、5,000円以上の買い物をしないと利用できません。しかも、貰えるのはたった1,000円分です。UQ WiMAXやSo-net WiMAXでは数万円単位のキャッシュバックを実施しているので、このクーポンの魅力は無いに等しいです。ちなみに筆者も無駄にしてしまいました。。
※Eクーポンへ変更してから新規申込みは停止しています。ラクーポンWiMAX時代の特典はそれほど魅力的ではありませんでした。
料金が安いのは最初の3カ月だけ。その後は普通
前述した月額1,999円で利用できるTriprouterですが、これは最初の3カ月だけの料金設定で、4カ月以降は2,683円になります。さらに、25カ月以降は3,834円と料金は上がってしまいます。
W04も、3カ月目までは月額2,312円で利用できますが、4カ月目以降は2,996円。25カ月以降は4,034円にまで上がってしまいます。
一般的に通信回線というものは、長い間契約すればするほど料金は低くなるのが普通ですが、CP WiMAXは逆に料金が上がってしまいます。
解約に関する評判が良くない|手続きが複雑
CP WiMAXで一番良くない評判が「解約」に関してです。端的に言うと「解約しにくい」ということ。解約するまでの手続きが複雑でなかなか解約できないといった悪評が多かったです。
解約しにくい仕様
具体的には、解約画面で次の項目を埋めないといけないのですが、MACアドレス、ICCID、MSN、製造番号(S/N)などなど、聞き慣れない文言について入力していかないといけません。
公式サイトの「よくある質問」を見ても、用語が違ったりするので、ある程度のネットに強い人でも解約の手続きは難しいです。
なので、電話で解約の意思を伝えようと思っても、営業時間中はほぼ「回線が混みあっています。このままお待ちいただくか、時間をおいてからお掛け直しください」のアナウンスが流れ、サポートセンターに繋がりにくい状態です。
違約金・契約解除料について
CP WiMAXの解約金は、1年目は19,000円、2年目は14,000円です。契約更新期間は0円ですが、それを過ぎるとまた2年間の自動契約となり、解約金は9,500円になります。
また、最低利用期間の2年を待たずに解約する場合は、端末の返却も必要です。これは期日までに返却しないと別途、違約金が発生するので必ず覚えておきましょう。
速度に関して(実際の数値や制限など)
CP WiMAXですが、速度に関しての評判は悪くは無いものの、決して満足のいくものでもありません。実際に筆者が計測した速度の数値を見ていきましょう。
CP WiMAXは5〜30Mbps程度
CP WiMAXの評判は特に悪くありませんが、屋内の電波が届きづらい場所で下り5〜7Mbps、届きやすい場所で15〜20Mbps、屋外の何も遮るものがない場所では30〜80Mbps程度出ています。
速度については、安いからといって劣化している・繋がりにくいというようなことは全くありません。
速度制限後は時間帯によっては1Mbps以下に
速度制限の仕様はCP WiMAXも、直近3日間で10GBを超えると翌日18時から翌々日2時まで制限がかかり1Mbps以下に変わっています。私はまだこの制限になってから速度制限にかかったことがありません。
しかし、過去の速度制限(直近3日間で3GB)には、頻繁にかかっていました。以上通信すると速度制限にかかる仕様だった頃は、いつも制限にかかって下り5Mbps程度で通信していましたね。
まとめ
現在、EクーポンでのCP WiMAX新規の申し込みは受け付けていませんが、すでにラクーポンWiMAXを利用している方は継続することが可能です。しかし、サービスを引き続き利用するには楽天会員情報をEPARK会員情報への移行しないとマイページ上での契約情報の確認や各種手続き申請などを行えなくなります。
また、楽天のダイヤモンド会員特典や楽天スーパーポイントの付与もなくなり、楽天スーパーポイントの使用もできなくなりました。
WiMAXは手軽に持ち運べ、データ容量もたっぷり使えるので人気のインターネット回線ですが、いま最も選ばれているのはUQ WiMAXです。
WiMAXの本家ですので、評判や信頼度は他のWiMAX商品よりも高いです。キャンペーンも実施していますし、サポート体制も充実しています。