解約による違約金無し!プリペイドで使える!【お試しできる格安SIMとは】
ちょっと調べたら分かりますが、格安SIMを提供している会社の数は約20社ほどと多く、使ってみたいけどどの会社も同じように見えて申し込むのに踏ん切りがつかない人もいるのではないでしょうか?
「お試し」で使えたらいいのになぁと色んな所から聞こえてきそうですが、実際は可能です!知ってそうで誰も知らない、格安SIMを「お試し」感覚で使う方法を公開していきます!買いたい服を試着する、買いたい車を試乗する、そのような気分で格安SIMを選べる日がやって来ました!
この記事の目次
お試しで格安SIMを使うには方法は2つ!
どうして「お試し」で使ってみたいのかと考えると「お金を損したくない」というのが一番の理由かと思います。
出費は最小限に抑え、良い買い物をするには「お試し」は非常に有効な方法です。
お試しできる方法の1つ目は「プリペイド」
洋服を買う前に試着するように、格安SIMもお試しで使ってみてから購入したい!そんな声にお応えして完成したのが「プリペイドSIM」です。プリペイドSIMとは、あらかじめ決められた期限のなかでデータ容量の分だけ前払いで利用できるシステムのことです。
お試しできる方法の2つ目は「解約による違約金が発生しないこと」
「お試しで使ってみたい」という背景には「お金がかかるから契約したくない」「気に入らなかったらすぐに解約したい」という考えがあるかと思います。そこでキーワードになるのが「違約金」。初期費用はどの会社も一律3,000円ですが、違約金は業者ごとに最低利用期間や金額などの条件が異なります。
「違約金さえなかったら、お試し感覚で格安SIMを申し込めるのに!」と思ったことのある人もいるかもしれません。
でも実は、最低利用期間・違約金を完全撤廃している格安SIM業者が1社だけ存在します。
お試しで格安SIMを使う2つの方法とは「プリペイド」と「違約金が無い格安SIM」です。
まずは「プリペイド」から見ていきましょう。
方法その1:プリペイドでお試し
プリペイドSIMを発行している業者は「BIGLOBE NINJA SIM」「U-mobile」「IIJmio」「mineo」ですが、各社それぞれ料金やサービス内容に違いがあるので確認していきます。
実はプリペイドSIMを発行している会社は他にも3社ほど存在しますが、評判がそれほど良くなかったりユーザーの数が極端に少なかったりといった理由で今回は紹介できませんのでご了承ください。
プリペイドSIMの主な特徴
- データ通信量を自分がどれだけ使っているか試すことができる
- 住んでいる地域の繋がりやすさを体感できる
- プリペイドSIMで納得したら、そのまま本サービスに移行することができる
- 初期費用(3,000円)が必要ない
- クレジットカード等の入力が必要なく、手続きが少ない
各社のプリペイドSIMの比較
プリペイドで格安SIMのお試しができるということなのですが、会社によっては料金や条件が違いますので下の図で確認していきましょう。
料金 | データ容量 | 利用期限 | |
BIGLOBE① | 4,900円 | 3GB | 30日間 |
BIGLOBE② | 7,700円 | 7GB | 30日間 |
U-mobile① | 1,800円 | 200MB/日 | 7日間 |
U-mobile② | 2,800円 | 200MB/日 | 15日間 |
IIJmio | 3,791円 | 2GB | 3カ月 |
mineo | 3,700円 | 1GB | 2カ月 |
このように図に表してみると、利用期限が7日間~3カ月まで選べるところやデータ容量の使い方など自分に合ったものを選べることが分かります。
プリペイドSIMは「お試し」で使って気に入ったら本サービスに移行するという流れで使われることが多いのですが、海外から国内に旅行や仕事で来る人達用に作られているSIMもあります。
BIGLOBEのプリペイドSIMの名称が「NINJA(忍者)SIM」なのも、外国の人が日本らしさを感じることができるからだそうです。
プリペイドSIMでできないこと
便利なプリペイドですが、できないこともあります。
- 090や080から始まる電話番号で通話できない
- SMS機能が使えないのでLINEが使えない(会社による)
- 追加チャージできない(会社による)
- 料金が割高
プリペイドには上記のようにマイナスなこともあります。音声通話(090や080)で通話品質を確かめたい人にとっては利用する価値が少なくなてしまいますし、業者によってはLINEも登録できません(U-mobileなど)。
あと、プリペイドSIMの残念なところは「料金が高い」ということが挙げられます。データ専用SIMであれば「1GB800円」で使えるのが普通ですが、プリペイドでは6倍~8倍もの料金設定になっています。
方法その2:違約金が無い格安SIM
大手キャリア(au・docomo・softbank)の2年縛りほどではありませんが、格安SIMにも最低利用期間と解約料金(違約金)があります。が、しかし、業界で唯一、最低利用期間も解約による違約金も発生しない業者があります。
その業者とは「mineo」です。
つまり、mineoと契約する際に必要なのは初期費用(3,000円)だけで、もし万が一「mineoとは相性が悪いなぁ」と感じることがあっても違約金は一切支払わなくていいので、はじめから申込んでしまっても金銭的にも労力的にも負担はありません。
各社の最低利用期間と解約料金(違約金)
最低利用期間 | 解約料金(違約金) | |
BIGLOBE | 12カ月 | 8,000円※ |
U-mobile | 6カ月~12カ月 | 6,000円~9,500円※ |
IIJmio | 12カ月 | 残り月数×1,000円※ |
mineo | なし | なし |
※BIGLOBEは、音声通話プランのみ違約金が発生する。
※U-mobileは、違約金は基本的には6カ月以内に解約すると6,000円だが、「通話プラスLTE使い放題2」を選んでいた場合では6カ月以内に解約すると9,500円、7カ月~12カ月の間に解約すると3,500円の違約金が発生する。
※IIJmioはデータSIMの場合、利用開始月の翌月末日までに解約すると1カ月~2カ月分の利用料金を支払わなければならず、音声通話SIMの場合は「12カ月-(利用開始月を0カ月とする利用月数)×1,000円」の違約金が発生する。
mineoの捨て身の「違約金なし戦略」
他社では最低利用期間や違約金の心配をする一方で、mineoはデータSIMでも音声通話SIMでも解約による違約金は発生しませんので心配いりません。
実は、mineoは2015年7月に最低利用期間・違約金の制度を撤廃して以来、契約者数が増加し続けているのは「初めて使う格安SIMとしては敷居が低い」からだという調査結果も報告されています。
この発表当初は新規のユーザーが増える一方、解約するユーザーも増えると予想されていましたが、格安SIMにしては大手キャリアを遜色変わらない品質にユーザーが定着し、離れてしまうユーザーは極端に少なかったと言われています。「違約金なし」の捨て身の戦略が功を奏した瞬間でもありました。
まとめ
格安SIMを初めて使う人はプリペイドSIMからスタートしても良い!
しかし、デメリットや高額な料金のことを考えると初めから最低利用期間・違約金が無いmineoに申し込んだほうがお得!