【ハイホーの格安SIM】hi-ho LTE typeDのユーザーの評判(料金や速度etc)を集めてみた
hi-ho LTE typeDはドコモ回線を使用している格安SIMで、インターネット接続事業を行っている株式会社ハイホーが手がけています(格安SIM大手のIIJのグループ会社)。
この格安SIMは、複数枚のSIMカードで通信量をシェアできたり、料金が安いことが特徴です。
この記事では、hi-ho LTE typeDのメリット・デメリットや利用者の評判について詳しく解説していきます。
この記事の目次
まずはhi-ho LTE typeDのメリットから確認していこう
hi-ho LTE typeDを契約するメリットを順番に紹介していきます。
高速データ通信の切り替えが可能
hi-ho LTE typeDでは、高速データ通信を切り替えて低速通信(最大200kbps)で通信することができます。
低速通信中は高速通信のデータ容量を消費しないので、速度が不要なSNSや軽いネットサーフィンの利用時などには低速に切り替えれば、通信量を節約できますね。
また低速通信時は、通信し始めの一定量のデータを高速で読み込める「バースト機能」を利用できます。つまり速度が遅い状態でも、読み込むデータ量が少ないなら実質高速通信が可能です。
低速通信モードでも快適に使える工夫がなされていることが、hi-ho LTE typeDを利用するメリットですね。
複数枚のSIMカードを使えるので、家族でシェアできる
hi-ho LTE typeDでは、特定のプランを選べば複数枚のSIMカードを使えます(最大3枚)。
最大3枚のSIMカードで通信量をシェアできるので、家族一人一人の通信量にばらつきがあっても対応可能です。また一人でスマホ、タブレットなど複数の機器を使う場合も複数枚使えるプランを選ぶのが良いでしょう。
通信速度は下り最大375Mbps、上り50Mbps
hi-ho LTE typeDの下り通信速度は最大で375Mbps、上りは50Mbpsに設定されています。ただし注意したいのは、これらはあくまで最大通信速度であることです。
回線の混雑状況や通信する場所などで、速度は変わってくることに注意しましょう。
hi-ho LTE typeDの料金プラン
hi-ho LTE typeDの料金プランとサービス内容を表にまとめました。
通信量 | SIMカード上限枚数 | データ通信専用SIM(税抜) | 音声通話対応SIM(税抜) | |
エントリー | 2GB | 1枚 | 770円 | 1,470円 |
ミニマムスタート | 3GB | 1枚 | 933円 | 1,633円 |
アソート | 3GB | 3枚 | 1,409円 | 2,109円 |
ファミリーシェア | 10GB | 3枚 | 2,838円 | 3,538円 |
以上の通り展開されているプランは4種類です。そして通信量は2、3、10GBと、3種類に分かれていることがわかりますね。
ミニマムスタートとアソートでは使える通信量が共通していますが、SIMカードを使える枚数が異なっています。
なおアソートは最大3枚のSIMカードを使えますが、通信量は3GBとそこまで多くありません。家族で使うよりも、一人で複数の機器を使うのに便利です。
家族3人程度で利用するなら、10GBのファミリーシェアを選んだ方が余裕を持って通信できるのでおすすめです。
hi-ho LTE typeDの利用者の評判はどうか
hi-ho LTE typeDの評判を、SNSやブログ等で調査してみました。
料金は安いという意見が見られた
hi-ho LTE typeD3GB/月でSIM3枚を使えるプランが安い!
1409円 家族で共有— 森下 秀邦 (@a28n) 2017年9月6日
まず月額料金では、とくに不満な意見は見受けられませんでした。
確かに、ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアよりもhi-ho LTE typeDの月額料金は安価に設定されています。そのため料金が高いと感じている人は少ないですね。
複数枚のSIMカードを使えるプランは、「安い」という声がしっかり見受けられました。
家族や一人で複数端末を使う場合は、hi-ho LTE typeDのアソートやファミリーシェアがおすすめです。
通信速度は好評
hihoのZenfone2セットコースのsimはこれといって不満はなかった
— まどぴか (@lanishics) 2017年6月25日
hi-ho LTE typeDは、通信速度も概ね好評な口コミが中心でした。
hi-hoが別に展開している自宅用の回線については遅いという声が見受けられましたが、格安SIMのhi-ho LTE typeDは「速い」という声が多かったです。
ただし、格安SIMの通信速度は不安定なものです。ユーザーの増減などによってコロコロ変わってくるので、契約する際はあまり速度について意識しすぎない方が良いでしょう。
解約やMNP転出の手続きが不評
hi-ho LTE typeDも電話しないと解約できないという面倒仕様。
— Kimura,Tomoyuki (@tomoyuki_kimura) 2017年4月23日
hi-ho LTE typeDのサービス内容は、主に解約やMNP転出の手続きについて不評な意見がいくつか挙がっていました。
hi-ho LTE typeDの解約は電話対応のみとなっていて、インターネット上ですぐに解約できるOCNモバイルONEやIIJmioなどに比べて手間がかかるため、不満を持ったユーザーがいます。
そしてMNP転出は、ブラウザで開ける「Myサポート」から手続きすると約4日で「hi-hoにて取得したメールアドレス」にMNP予約番号が送られてくるしくみです。
つまり発行までの期間が長く、さらにhi-ho独自のメールアドレスにメールが届くため、時間がかかるうえにメールを見逃す可能性もあるわけです。
hi-ho LTE typeDを契約する際は、将来解約や他社へ乗り換える際の手続きについてしっかり調査し、メモを取るなどしておくと良いでしょう。
hi-ho LTE typeDの実施中のキャンペーン
hi-ho LTE typeDでは時期によって色んなキャンペーンが行われています。
例えば、期間限定ですが「話題の格安SIMをはじめようキャンペーン」が行われていて、契約するプランごとに異なる特典を受けられます。
エントリーやアソート、ファミリーシェアなら初月無料、ミニマムスタートは初月無料に加えて追加チャージ100MB分が無料となりました。
hi-ho LTE typeDを契約する際は、キャンペーン期間を狙えばよりお得に利用を始められますよ。
新サービス「hi-ho D-switch(ハイホーディースイッチ)」とは
hi-ho D-switchとは、スマホ向けの「専用ページ」のことです。アプリではなく、ブラウザで開くユーザー向けのページとなっています。アプリではないため、スマホのストレージ容量を消費しません
hi-ho D-switchはiPhone・Androidで共に利用でき、通信速度の切替や利用可能な通信量の確認、さらに通話明細や30日間の通信量の確認も可能です。
hi-ho LTE typeDを契約する際は、hi-ho D-switchを活用していきましょう。
まとめ
hi-ho LTE typeDは自分一人だけで利用するのもいいですが、家族とシェアする使い方もできる格安SIMです。
hi-ho LTE typeDは通信速度や料金面で評判も良く、用途に合うと感じた人にはおすすめです。格安SIMというのは通信設備を自社で持っていないため、「速度に難あり」という業者が多いです。業者が公表するのは最大速度(ベストエフォート)だけですので、正直、あてになりません。
では、どのようにして格安SIM業者を選べばいいのかというと「利用者の評判」です。
利用者が感じるメリットやデメリットを知ったうえで購入するというのが賢い選択でしょう。特に「評判」というものは悪い評判が先に流れるので、そういった口コミなどを多く見かける場合は購入を控えるべきです。格安SIMに限ったわけではありませんが、評判や口コミには目を向けて検討していくことです。
hi-ho LTE typeDは基本的には評判が良く、利用者も満足しているようですが、ただし、解約やMNP転出といった手続き面では不評な意見も見受けられます。また、選べる通信量は2、3、10GBの3つに限られているので、あらかじめサービスについてよく調べてから契約しましょう。