【格安SIM&WiMAX】ワイヤレスゲートの通信速度や料金プランを解説!
ワイヤレスゲートは、格安SIMやWiMAXのサービスを展開しています。
また、格安SIMやWiMAXを契約すると、それぞれの通信サービスに加えて街中にあるWi-Fiスポットを利用可能になるのがワイヤレスゲートの大きな特徴です。
今回はワイヤレスゲートのサービス内容(料金や速度)や評判について紹介しています。
この記事の目次
ワイヤレスゲートの会社概要(主な事業内容)
まずワイヤレスゲートという会社について、知っておきましょう。格安SIMやWiMAXを契約するにあたって、大元の会社の情報を知っていればより安心して契約できますよね。
ワイヤレスゲートは2004年に設立された株式会社で、主な事業内容は「ワイヤレス・ブロードバンド通信事業」です。個人向けだけでなく、法人向けにも無線通信のサービスを展開しています。
そしてワイヤレスゲートは、公衆無線LANに対しても積極的に取り組んでいます。複数の公衆無線LAN提供事業者と提携し、常に最新技術にも目を向けています。
ワイヤレスゲートの【格安SIM】の料金プラン、通信速度
ワイヤレスゲートでは格安SIMのサービスを展開しています。プランは「480円プラン」と呼ばれるデータ通信専用SIMのサービスと、旅行者向けのプリペイドSIMに限られています。
480円プランでは音声通話に対応したSIMカードを契約できないので、基本的に他社から乗り換えて使うのには不向きです。
ワイヤレスゲートの格安SIMは、メインと別に所有するスマホやタブレット、モバイルWi-Fiルーターなどで使うことになるでしょう。
かつては複数のプランが展開されていましたが現在は既に終了済みで、月額480円(税込)で最大250kbpsの通信ができるプランのみに絞られました。
データ通信専用SIM | SMS対応SIM | |
480円プラン | 480円 | 630円 |
通信速度は最大250kbpsです。
この「250kbps」という速度はどのくらいか説明すると、まずドコモ等の大手キャリアで契約した通信量を使い切ったときは速度が128kbpsに絞られます。(IIJmioやmineoなど大手格安SIMの場合、速度制限時は最大200kbpsになります)
つまりワイヤレスゲートの480円プランは、スマホの契約で速度制限を受けたときよりもやや速い程度です。
通信速度は遅くなりますが、代わりに使い放題。けっして万人向けではありませんが、通信速度が不要な用途であれば活用できますね。
例えば、Twitterや掲示板のような文字主体のサイトを見たり、radikoのような通信量の少ない音声データをストリーミング再生したりする用途なら、480円プランでも十分使えます。
ワイヤレスゲートの【WiMAX2+】の料金・速度・端末機種
ワイヤレスゲートのWiMAX2+は、ヨドバシカメラで契約できるサービスです。(ヨドバシカメラはワイヤレスゲートの大株主のため独占して販売している様子)
通信に使うルーターを1円で購入でき、月々の通信料に上限がない「ギガ放題」を月額4,730円(2年間月額3,991円)で利用できます。
こちらの通信速度は格安SIMのように低速で制限されているわけではなく、他社と同じWiMAX2+本来の速度で通信できます。
また対応している機種なら、別料金はかかりますがauのLTE通信を利用することも可能です。
WiMAXルーターごとに最大速度は異なっているので、速度重視ならより最大速度が速いルーターで契約するようにしましょう。例えばW05というルーターなら、最大下り708Mbpsで通信できます。
2018年5月時点で販売されている端末は、
- W05
- L01s
- WX04
以上の3種類です。ほとんどの場合だとW05でOKです。
ワイヤレスゲートWi-Fiとは
ワイヤレスゲートで格安SIMやWiMAX2+を契約したら、格安SIMやWiMAXの回線に加えてワイヤレスゲートWi-Fiを利用することもできます。
ワイヤレスゲートWi-Fiとは日本各地で展開されている公衆Wi-Fiスポットを使って通信できるサービスです。なお本来は、ワイヤレスゲートWi-Fiは有料(月額390円)のサービスです。
一部の格安SIMは同様のサービスを有料オプションとして提供していますが、ワイヤレスゲートなら完全無料で使えます。Wi-Fiスポットの数は約40,000箇所もあり、
- マクドナルドなどのファーストフード店
- スターバックス等の喫茶店
- 駅や新幹線の車内
様々な場所にワイヤレスゲートWi-Fiの対応スポットが用意されています。
なおワイヤレスゲートWi-Fiの通信速度は、最大上下54Mbpsです。ワイヤレスゲートの格安SIMは最大250kbpsなので、それと比べると圧倒的に高速ですね。(単位が違うので注意してください)
「54Mbps」という数値は、主にドコモ等の大手キャリアで普段通信している時に出る速度と同程度です。つまり常にこの速度で通信できていれば、動画も音楽も、アプリのダウンロードもストレスなく使えますね。
ワイヤレスゲートを契約したら、ワイヤレスゲートWi-Fiを日頃から徹底的に活用し、様々な場所で高速通信を行えるのが大きなメリットです。
ワイヤレスゲートの評価、評判(使い勝手や速度など)
ワイヤレスゲートの評判をSNSやブログから調べてみたところ、格安SIMについては賛否両論です。
傾向として挙げられるのは、不満を述べている人は主に「料金の安さ」を意識して契約していることですね。
ワイヤレスゲートは確かに安いですが、最大250kbpsの通信速度なので、通信速度を必要とする用途、例えば動画再生やInstagramのような画像の多いサービスの利用には適していません。
そのためなんでもワイヤレスゲートでこなそうとすると、確実に不満が生じます。
朝の通勤時はYouTube再生グルグルだぁぁぁぁ。
ワイヤレスゲート250kbps、ちょいと厳しいかなぁ。— GoodsunTV@YouTube (@gstvjp) 2017年6月20日
反対にワイヤレスゲートの格安SIMを褒めている人は内容について理解したうえで契約し、radikoなど速度が不要なサービスの利用やWi-Fiスポット利用をしている傾向にあります。
ワイヤレスゲートの格安SIMを契約する際は速度に納得し、ある程度用途を絞ったうえで利用していくのが良いでしょう。
みんな通信制限かかってるっぽいけど
家にwifiあれば月315yenのワイヤレスゲート追加すると 月末こんなけ残ったりする(๑Ő௰Ő๑)bb pic.twitter.com/rk26dNlCiU— らぶあい (@yukovo) 2017年6月30日
そしてワイヤレスゲートのWiMAXについても、評価は分かれます。サービス内容や月額料金について、様々な評価が見受けられました。
サービス内容の評判については他のWiMAXとも共通した、WiMAXそのものへの意見が中心でした。例えば「使いすぎて通信制限にかかった」「圏外になる」等で、料金面では「高い」という意見が多いです。
10月がWiMAXの更新月だから、買い替えを検討してたんだけど、ヨドバシ(というかワイヤレスゲート)って、月額料金が高くないか?
— よこにゆたか (@YRB04360) 2017年9月30日
ワイヤレスゲートのWiMAX2+は、月額料金を見るとUQ WiMAXなど他社と特に違いがなく、確かに安いとは言えません。
ただし付加価値としてワイヤレスゲートのWiMAX2+ではWi-Fiスポットが使えるので、それを知り、活用できているかどうかで意見も変わってくると考えられますね。
まとめ
ワイヤレスゲートは、格安SIM・WiMAX共に独自のWi-Fiスポットサービスが付帯されていることが魅力です。
Wi-Fiスポットが使える代わりに、格安SIMはデータ通信用のSIMカードのみが提供、WiMAXは月額料金設定がとくに安いわけではなく並程度と、それぞれ弱点があります。
ワイヤレスゲートのWi-Fiスポットに魅力を感じ、格安SIMやWiMAXと合わせて活用したいなら、検討してみてはどうでしょうか。