格安SIMでデータを無制限に使いたいならコレ!2017年夏
格安SIMは業者ごとに得意な分野があるため、選ぶ際には自分の用途に合っているかどうか比較して購入しなければなりません。
この記事では、定額でデータが使い放題の「データ無制限プラン」を得意とする格安SIMを集めて比較しています。
毎月の残りデータ量を心配することなくガンガン使いたい人にはピッタリの情報ですので、参考にしてください。
この記事の目次
データ無制限プランの提供会社
無制限プランを提供する格安SIMは、
- U-mobile
- UQ mobile
- b-mobile
- ぷららモバイルLTE
の4つです。
厳密に言うと他にも数社ありますが、上記4社が四天王的な位置づけでそれ以外は人気・評判ともに落ちるので今回は省きました。
①U-mobile
提供会社:株式会社U-NEXT
回線の種類:docomo
最大通信速度:225Mbps
料金プラン:2,480円(データのみ)、2,980円(音声通話あり)
速度や料金の評判:
通信速度は最大225Mbpsだが、どのくらい使うと制限がかかるかは公表されていないが回線が混み合ってくると制限がかかります。口コミなどの評判では、無制限プランの中では最も速度が安定して速いのがU-mobile。料金は最安値のUQ mobileと比較すると300円~500円ほど高いですが、その分を支払うだけの価値がある格安SIMです。
➁UQ mobile
提供会社:UQコミュニケーションズ株式会社
回線の種類:au
最大通信速度:500kbps
料金プラン:1,980円(データのみ)、2,680円(音声通話あり)
速度や料金の評判:
最大通信速度が500kbpsと無制限プランの中では最も遅い格安SIMだが、実際に利用しているユーザーの評判は上々。500kbps以上の速さを体感でき、満足度は非常に高いです。しかし、直近3日間で1GBを超えると制限がかかる可能性もありますが、普段使いにおいては問題なく使えます。料金も最安値で買いやすく、数少ないau回線のMVNOなのでauスマホを持っているなら使ってみるのもOK。
➂b-mobile
提供会社:日本通信株式会社
回線の種類:docomo
最大通信速度:150Mbps
料金プラン:1,980円(データのみ)、2,780円(音声通話あり)
速度や料金の評判:
公式サイトでは最大速度150Mbpsを記載されているものの「遅い」と感じるユーザーが多数。格安SIMは時間帯によって遅かったり早かったりするものだが、b-mobileは全体的に遅いです。料金が無制限プランにしては安くて魅力的ですが、その遅さのせいで星ひとつの結果になってしまっています。
④ぷららモバイルLTE【2017年11月をサービス終了】
提供会社:株式会社NTTぷらら
回線の種類:docomo
最大通信速度:3Mbps
料金プラン:2,980円(データのみ)、3,736円(音声通話あり)
速度や料金の評判:
※サービス終了のお知らせ:2017年11月30日をもって「ぷららモバイルLTE」を終了します。
b-mobileやU-mobileに比べると最大速度の数値が劣るものの最大3Mbpsで制限なく使えることが強み。しかし、残念なことに販売当初の高い人気とは異なり最近は飛ぶ鳥を落とす勢いで人気が急落しています。その原因は「通信速度の遅さ」。ユーザーの増加に対応しきれず、通信設備の強化が疎かになっています。確かに一昔前だとオススメの格安SIMだったのですが、現在では手を出すには勇気がいる商品になってしまっています。
※下の図は右にいくほど料金が安く、上にいくほど速度が速いことを表しています。
通信速度の表記における注意点
通信速度とは、業者が公表する際はだいたい「下り(受信)・上り(送信)」や「最大通信速度」などで表しますが、この数値に惑わされないでください。例えば、225Mbpsといえばかなり速いですが、気をつけてほしいのが「最大通信速度」であるところ。ベストエフォート型と呼ばれるものですが、最高の環境で何の障害もないときに計測したら225Mbps出ますよ、というときの速さなのです。
自動車の燃費の良さをアピールしたいときによく使われますが「リッター35kmの車」は絶対に「1ℓ35km」走らないですよね。自動車も格安SIMも同じ意味合いです。
話しを元に戻すと、公式サイトなどで「最大225Mbpsの速さですよ!」「むっちゃ速いですよ!」と書かれてあっても簡単に鵜呑みにしないことです。
結論
・無制限プランを使いたいなら「U-mobile」がオススメ!
(しかし、どうしてもauのSIMフリースマホを使いたいのであれば「UQ mobile」を選ぼう!)
ぷららモバイルLTEは昔は通信速度は良かったですが、利用者の増加に対応しきれず、遅くなってしまっているのが残念。
その点、U-mobileは通信設備の増強に積極的で10日に1回の頻度で工事しています。つまり、利用者が増えて通信量が多くなっても対応できるだけのインフラを整備しています。