【利用者数No,1】OCNモバイルONEを徹底解剖してみた|速度・料金・評判
格安SIM業者の中でも利用者数No,1のOCNモバイルONEの人気の理由を探ってみました。
速度が良いのか・料金が安いのか・サポートが良いのか…。徹底的に調査してみて分かったことは「OCNモバイルONEは長所・短所がない平凡な格安SIM」ということです。でも、やはり利用者数No,1を獲得しているのには何か理由があるはず!
この記事の目次
OCNモバイルONEの概要
NTTが運営する格安SIM「OCNモバイルONE」は「可もなく不可もない格安SIM」といったような感じです。というのも、料金プランが多少豊富かなという印象はありますが、その他では特長と言うべきほどのサービスは見当たらなく、かといって弱点もありません。それでは各項目について詳しく見ていきましょう!
OCNモバイルONEの料金プラン
音声対応SIM | データ専用SIM | SMS対応SIM | |
①110MB/日 | 1,600円 | 900円 | 1,020円 |
②170MB/日 | 2,080円 | 1,380円 | 1,500円 |
③3GB/月 | 1,800円 | 1,100円 | 1,220円 |
④5GB/月 | 2,150円 | 1,450円 | 1,570円 |
⑤10GB/月 | 3,000円 | 2,300円 | 2,420円 |
⑥15GB/月 | 2,500円 | 1,800円 | 1,920円 |
※①と②はそれぞれの1日の容量を超えると23時59分まで最大200kbpsの通信速度になります。
※③と④と⑤はそれぞれの1カ月の容量を超えると当月末日の23時59分まで最大200kbpsの通信速度になります。
※⑥は最大500kbpsの通信速度です。また、1カ月の容量を超えると当月末日の23時59分まで最大200kbpsの通信速度になります。
OCNモバイルONEの【評判】
OCNモバイルは広告頑張ってるけど品質が伴ってない上高いからNG
— 神代エリシス 京浜:2/27-29 (@renvelk) 2016, 2月 13
IIJ Mioはけっこー安定してて、いいみたいね。
OCNモバイルONEも安定して速度が出て良かった。
BB.Exciteはオレみたいに1人で3枚使う人には悪くない。
auのMVNOのmineoは周りで使ってるが、激速。050IP電話が基本料無料で付いてくるのが素晴らしい。— Yashico (@Yashico_JP) 2016, 2月 13
プランのとっつきやすさと自宅環境でOCNモバイルONE使ってたけど、流石に度し難い通信速度のクソさなので、初期費用が若干痛いけどここいらで乗り換えるかな。お試しで格安SIM使ってみるのにはちょうど良かったよOCNバイバイ
— イッル (@Ilmatar221) 2016, 2月 12
昼休みのOCNモバイルワンはApple Musicがプチプチ止まる
— セロリーマン (@higurashi32) 2016, 2月 12
タブレットにOCNモバイルのSIMカードを挿して使っているのだけど、《2ちゃんねる》に書き込みができなくなってしまった。書き込みはできるのだけど、反映されない。
一部の板には書き込めるようだけど。
不便だ。— ムッツリ商会@1月29日は誕生日 (@Muttsurishoukai) 2016, 2月 12
OCNモバイルONEの評判は料金に関しては悪くありませんが、品質(特に繋がりやすさ)に満足していない人が多く見られます。格安SIMの通信速度は三大キャリアほど快適ではないことが一般的で、時間帯や曜日などの利用する時間帯に影響を受けます。ですので、「この格安SIMは早い」「この格安SIMは遅い」などは判断できません。
しかし、OCNモバイルONEは通信設備の増強やサーバーの品質が良くないため格安SIMの中でも通信速度が比較的遅いという口コミが多いです。したがって、サクサクとインターネットを使いたい人やアプリを快適に楽しみたい人にはおすすめできない格安SIMです。
OCNモバイルONEの【特長】
①OCN光モバイル割
フレッツ光の光コラボで誕生したネット回線「OCN光」とOCNモバイルONEを使うことでSIM料金が毎月200円引きされます。
②050plusセット割
電話アプリ「050plus」とOCNモバイルONEを一緒に使うことでセット割が適用されます。050plusは通常の月額は300円ですが、セット割では半額の150円で使用できます。
OCNモバイルONEの【人気の理由】
OCNモバイルONEは利用者数No,1という肩書きはあるものの、これといって特筆すべき長所はありません。もちろん、上記2種類のOCNモバイルONEだけの割引はありますが、この割引額だけでは申込む理由には及びません。
では何故OCNモバイルONEは人気なのかというと、マツコ・デラックスさんも会見でおっしゃっていましたが「昔からある会社を使ってしまうから」です。OCNモバイルONEの運営会社はNTTコミュニケーションズです。確かに昔からあり、私たちの生活になじみ深い企業ですので、何となく「NTTの格安SIM」というだけで選んでしまいます。
格安SIMの選び方で確かに「運営企業が信頼できるかどうか」というのは大事なことですが、NTT以外にも信頼できる企業はたくさんありますので、選択肢を狭めないで選んでいくほうがお得になる可能性が高いのでオススメです。
「格安SIMで何をしたいか」という視点から格安SIMを選ぼう
格安SIMを選ぶ際に必要なことは「どのように使いたいか」を把握することです。格安SIMを使うということで少なからずスマホのかかる通信費を節約したいという思いはあると思いますが、ただ安さだけを追い求めても自分の使い方にはそぐわない可能性も出てきます。
①docomoやauのように格安SIMをメイン機種として使いたいなら
→mineo(マイネオ)は格安SIMの中で最もコスパが良く、顧客満足度も高いSIMです。
参考記事:
「[2016年版]mineo(マイネオ)の評判や料金、デメリットなどまとめてみた」
②電話をお得に使いたいなら
→楽天モバイル or ワイモバイル
楽天モバイルは「5分かけ放題」のプランがあり、ワイモバイルは「10分かけ放題」のプランがあります。
参考記事:
「【楽天ユーザー必見】格安スマホは楽天モバイルで決まり?料金・評判etc」
「格安SIMおすすめランキング2016春|料金・通信安定性・サポートetc」
③データ専用でガンガン使いたいなら
→UQ mobile(au) or U-mobile(docomo)
名前が似ているので注意!auの人はUQ mobile、ドコモの人ならU-mobileが人気です。
参考記事:
「格安SIMでデータを無制限に使いたいならコレ!2016年春」
「UQ mobileの評判を見て、実際に他社格安simと料金など比較してみた」
④子どもやおじいちゃんおばあちゃんに持たせたいなら
→TONE(トーン)モバイル
初めてスマホを使うならツタヤのスマホ「TONE(トーン)モバイル」がシンプルで使いやすいので人気です。
参考記事:
「TSUTAYA(ツタヤ)の格安スマホ「TONE(トーン)」の評判と口コミは?」
まとめ
格安SIMは数が多いので選ぶのが大変ですのでNTTが運営している格安SIMを何となく選んでしまいがちです。しかし、自分の使い方に合った格安SIMを選ばないと金銭的に損をしたり、ストレスが溜まってしまったりと後々で後悔してしまいます。ですので、買う前には少しだけでも事前に調べることを惜しまずに。上記の参考記事も読んでみてくださいね♪